未経験・大学生でも出来る「翻訳バイト」について、大学生にこそオススメしたい理由や向いている人の特徴など、コロナ禍の大学生事情や就職活動の動向を踏まえながら、徹底的に解説していきます。
語学力を磨きながら、同時にお金も稼げちゃう!英語や語学が好きなら未経験も歓迎の「翻訳バイト」で、あなたも社会人の一歩を踏み出そう!
大学生にこそ翻訳バイトをオススメしたい3つの理由
コロナ禍で飲食業界が大きな打撃を受けるなか、いま、大学生のアルバイトとして、「翻訳バイト」が注目され始めています。「英語は好きだから興味があるけど、なんだか難しそう。」、あなたはそんなふうに感じていませんか?
それに、「仕事の探し方もよく分からないし、身の回りにもやっている人がいない」、「何か特別な資格って必要なのかな?」などなど。挑戦してみたいと感じても、すぐには踏み出せないのが、この翻訳バイトかもしれません。
ですが、実は、この翻訳バイトには、大学生だからこそオススメしたい理由がたくさんあります。ここでは、そのうち代表的な3つの理由について、順を追って分かりやすく説明していきたいと思います。
理由1「コロナに左右されない仕事だから」
大学生にこそ翻訳バイトをオススメしたい理由その1は、「コロナに左右されない仕事だから」です。
大学生の方のなかには、「コロナのせいでシフトを減らされてしまった」という方も少なくないと思います。しかし、翻訳バイトならコロナにまったく左右されずに、しかも、自宅のパソコンを使って仕事をすることが出来ちゃいます。それに飲食店だと、お店が再開しても「ワクチンを2回接種していないならシフトには入れられない」と言われた、なんてこともありますよね。ですが、在宅ワークで案件を進める「翻訳バイト」なら、そんな心配もまったく無し。コロナに左右されずに、自分のペースで働くことが出来ちゃいます。
理由2「自宅で授業の合間に出来る仕事だから」
大学生にこそ翻訳バイトをオススメしたい理由その2は、「自宅で授業の合間に出来る仕事だから」です。
せっかく大学生になったのだから、キャンパスライフを夢見ていたのに、現実は毎日毎日オンライン授業。でも、自分のパソコンと向き合う日々にも慣れてしまったのが、イマドキの大学生かもしれませんね。早起きして1限に出席したのに、次の授業は午後から。そんなとき、キャンパス内だったら友だちとランチに行くことも出来ますが、そうもいかないところがオンラインのつらいところです。なかには「スキマ時間を無駄にしたくない!」と思う人もいるかもしれません。時間を無駄にしたくない大学生にぴったりの仕事なのが、この翻訳バイトです。
理由3「社会人に受けがいい仕事だから」
大学生にこそ翻訳バイトをオススメしたい理由その3は、「社会人に受けがいい仕事だから」です。
みなさんは就活に向けて、何か特別な取り組みをしていますか?就職面接では「学生時代に一番力を入れたこと」がよく聞かれます。最近は「ガクチカ」と呼ぶようですが、コロナで外出制限があるなかでは、ガクチカに何を話したらいいか、困ってしまうという人も多いのではないでしょうか。「語学力を磨きながら稼げる」翻訳バイトなら、親や大学の先生に受けがいいだけでなく、就活先の社会人にも好印象を持たれます。また、働き方にもよりますが、多くの翻訳バイトは「自分で案件を管理する」ことが必要とされます。語学に対する向上心だけでなく、「社会人的な働き方をしてきた経験」もアピールできるのが、翻訳バイトなのです。
翻訳バイトに「向いている人」って?
ここまで、大学生にこそ翻訳バイトをオススメしたい3つの理由を説明しました。ここからはさらに掘り下げて、翻訳バイトに「向いている人」を具体的に説明していきたいと思います。
また、ここまで読んでみて気付いた方もいるかもしれませんが、正直なところ、翻訳バイトは「誰にでも出来る仕事」ではありません。とはいえ、だからこそ「お金だけではない、経験やスキル」が得られることも事実です。
ここからの説明では、自分自身が翻訳バイトに向いているかどうか考えていただき、自分にとって「挑戦する価値」があるかどうか、ぜひ、じっくり検討していただければと思います。
向いている人:「語学力を磨きながらお金を稼ぎたい人」
翻訳バイトの一番の特長は、「語学力を磨きながら」「お金を稼げる」という「一石二鳥のバイト」ということ。なので「将来は英語を使った仕事に就職したい!」「海外旅行や海外の文学に関心がある!」「もっともっと英語が出来るようになりたい!」というあなたに、ぜひオススメしたいアルバイトです。
当たり前のことですが、やっぱり「英語が得意な人」「英語が好きな人」に向いている仕事。といっても、特別な資格は、基本的には必要なし。案件によっては、「英検準2級」「TOEIC500点以上」なんて目安が提示されていることもありますが、「翻訳バイトをやってみたい!」という気持ちがあるあなたなら、こういった条件は既にクリアしているかもしれませんね。
※もちろん仕事なので、大学の課題やレポートとは違って、案件によっては「プロの校正が入る」なんてこともあるかもしれません。でも、その分、学校の授業では得られない「新たな学び」の機会になっちゃうかも・・・?
向いている人:「社会人としての基礎スキルを磨きたい人」
翻訳バイトの働き方はいろいろありますが、コロナ禍以前から「在宅ワークで取り組める仕事の代名詞」的な仕事だったことは事実。なので、在宅ワークやテレワーク対応のノウハウを持っている会社がほとんどです。大学生は「オンライン授業のためにパソコンを買った」「PC環境を整えた」なんていう人も多いと思います。多くの場合、そのままの環境で仕事を請け負うことができるのは、大学生にとって大きなメリットといえますよね。また、社会人になったら、パソコンを仕事で使うことは日常茶飯事になります。大学生のうちから、パソコンを使った仕事の進め方に慣れておくと、きっと自信に繋がりますよ。
翻訳の仕事は、自分で案件を管理しながら期日までに無事完了させ、納品するまでが仕事の一連の流れになります。大学生のよくあるバイトって、例えば居酒屋やコンビニなんかが主なものかと思いますが、それらは多くの場合、社員やマネージャーにシフトを管理してもらって働く仕事ですよね。翻訳バイトの場合、まるで個人事業主のように、「自分の案件には自分で責任を持つ!」というスタンスが求められます。進捗状況の管理や納品先とのメール連絡など・・・もはや学生バイトというよりは、「社会人の働き方」が学べる点も大きな特長といえます。
※就活面接のときには、ガクチカを「さらに深堀り」されて、「それって具体的にどういうことなの?それが社会人になってどう活かせるの?」と質問されることがあります。そんなとき、翻訳バイトでどんなことをやってきたのか具体的に話すことができたら、就職先に対する大きなアピールになっちゃうかも・・・?
【注意】「向いていない人」は避けた方がいい仕事です
- 英語(語学)が嫌いな人、責任感が無い人
- アルバイトを通して友達や恋人を作りたい人
当たり前のことかもしれませんが、「自分で英語をもっと学びたい!」という気持ちが無い人には、この仕事は向いていません。また、自分で案件を管理して、納品まで到達する必要がある関係で、仕事に責任感を持てない人は、やるべきではありません。
多くの翻訳バイトは、自宅などで自分のパソコンに向き合い、ひとりで進めることがほとんどです。「アルバイトを通して友だちや恋人を作りたい!」という人よりは、「自宅でひとりでこつこつ作業を進めたい」というタイプの人が向いていると言えるでしょう。
※良い意味で「ぼっち」が大丈夫な人の方が向いているかも・・・?
翻訳バイトだけで安定して稼ぐことは難しい
大学生だからこそのメリットがたくさんある翻訳バイトですが、これだけで安定して稼ぐとなると、最初はちょっと難しいかもしれません。なぜなら、未経験では案件を進めるのにも時間がかかってしまいますし、翻訳を依頼する会社も、その上で給料や納期を設定しているからです。
翻訳バイトは、どちらかというと将来に向けて「自分を磨く」ために、稼ぎながらも「挑戦してみる」というタイプのバイトであるといえるでしょう。そのため、実際に働いている人の中には、固定シフトで働けるバイト先と掛け持ちしながら、自分の勉強のために翻訳バイトをやっている、という人も少なくありません。
まずは、どんな案件があるか確認してみよう!
翻訳バイトの案件は、大手求人サイトなどから確認することができます。まずは実際の求人を検索してみて、案件の内容や求められる語学力などをチェックしてみましょう。
翻訳バイトで自分を磨こう!
大学生だからこそオススメしたい、たくさんのメリットがある翻訳バイト。普通の学生バイトと比べると、責任が求められる、ちょっと難しい仕事かもしれません。でも、それをデメリットと考えるか、「自分が成長するきっかけ」にするかは、あなた次第です。
コロナ禍だからこそ、あるいは、これから社会人になる今だからこそ。在宅ワークで挑戦できる「翻訳バイト」で、ぜひ、自分を磨いてみてはいかがでしょうか。