ネットショップの運営会社と聞いても、どんなアルバイト内容なのか想像するのはなかなか難しいかもしれませんね。
ネットショップを運営している会社の多くは小さな会社です。また、海外からの輸入品を安く仕入れて、販売しているところがほとんどです。
では、アルバイトとして働くとなると、いったいどんなお仕事をすることになるのでしょうか。
ネットショップ運営会社のアルバイト仕事内容は、会社の規模で全然違う
ネットショップ運営の仕事内容は、商品管理からサイト管理、宣伝、顧客分析、顧客のサポート業務、商品の出荷作業など多岐にわたります。
大手の運営会社であれば各業務ごとに部門を設けていますが、小規模のところですと、2つ3つの業務を掛け持ちで行うことも普通のことです。
私がアルバイトしていた会社も小さなところで、事務所には5~6人しかおらず(少ないときは3名程のことも)、離れたところにある倉庫では2~3名が作業に当たっていました。
事務所での作業は商品管理からサイト管理、宣伝、顧客分析、顧客のサポート業務などですが、アルバイトの仕事としてはサイト管理、受注管理、お客様のサポートがメインとなります。
1日に来る数百件の注文をアルバイト2名程で対応し、商品の在庫を確認しながら伝票などを印刷。出荷伝票と納品書を一つの受注ごとにセットにして倉庫に持って行ける状態にします。
在庫の無い商品がある場合は、お客様にメールや電話で連絡をするのもアルバイトの仕事です。
電話対応もそれぞれの業務をこなしながら手分けして行います。時には長いクレームの電話で数十分も時間を取られることも。ネットショップなのに、注文の仕方が分からないからと電話で注文をするお客様もいます。
その場合、電話を受けたアルバイトがお客様の代わりに情報を入力しなければならず、とても時間がかかるのです。
また、商品管理がしっかりしていないネットショップの運営会社ですと、受注した時には在庫があると書いてあったのにとのお叱りの電話やメールを受けることもしばしばです。
電話対応以外にも、こんなお仕事内容も
電話対応だけではありません。
セールやキャンペーンなどで注文が殺到した場合は倉庫でのピッキング(受注した商品をピックアップしていく)や検品、袋詰めまでします。
小さな会社では倉庫も狭いので、山のように積み上げた商品の中から素早く探していく作業はなかなか大変です。
これが大手だったら、しっかりと管理されているのでまた違ってくると思います。
ネットショップ運営会社でのアルバイトは商品に信頼性のある会社を選ぼう
ネットショップと一概に言っても、取り扱っている商品は多岐にわたり、自社の製品から海外からの輸入品など品質も様々です。
近年は海外から船便で大量に安く輸入して販売するショップが多く、品質があまりよくないものを販売しているところもあります。
もともと品質の良くないものを販売しているネットショップですと、よほどのことがない場合返品などは受け付けません。
そのようなショップでメール対応や電話対応のアルバイトをすると、必然的にクレームが多くなります。
お客様からはお叱りを受け、上司からは返品に応じないよう指示されるため、よほど精神的に強くないとつらい思いをすることもしばしばです。
ネットショップ・ECサイト運営会社のアルバイトまとめ
ネットショップの運営会社でアルバイトをする場合、以下のことを考慮しましょう。
- ネットショップの運営会社は大手かどうか
- 品質の良いものを販売しているショップかどうか
- お客様への対応の良いところかどうか(返品、交換などに快く対応してくれるか)
以上のことを参考にさがしてみてください。
一度お買い物をしてみるのもよいかもしれませんね。
私は小さいネットショップで苦労しましたが、ひと通りの運営の仕方を見る事が出来たり、それぞれの業務についてはその後のお仕事に役に立ちましたのでとても良い経験になりました。