大学時代に就職活動を今後行っていく上で、自分の人見知りが気になって、それを改善しようと考えました。
その中でどんな事をすればいいのか考えていた所、知り合いから教材販売営業の短期アルバイトがあると話をされました。
その当時、営業は自分自身が一番つきたくない仕事でしたが、自分を変えるためには苦手部分を行う事も必要と考えて、やってみることにしました。
今回の記事では、そんな私の営業短期バイトの体験談をお話しさせてください。
教材営業のバイトって何をするの?
当時、私が行っていた営業の流れとしては、対象となる年齢の子供がいる家庭にアンケートの販売を行うというものでした。その後、アンケートの結果の返却とともに教材の販売を行います。
私が仕事で一番最初にやったのは、アンケートを売るというアルバイトでした。1回1000円のアンケートを1件1件回って、販売をしました。
教材営業バイトの時給・給料は?
時給は900円で、5件取れれば500円プラスという形でした。
自分がアンケートを売った所から、教材の販売になればインセンティブで5000円という形でした。
教材営業で大変だった体験は?
お宅訪問というかたちで、1件1件回っていくので、体力勝負でした。1日5時間歩きまわる事になります。
1日2日であれば、何ともないのですが、連日で行ったときは、疲れが取れずに体力的に大変だと感じました。先輩に、体力的に大変じゃないですかと聞いた事があります。
教材営業は売れないから疲れる・きつい
先輩の答えとしては、売れてないから疲れるんだ。売れると気持ちもテンションも上がるので気にならない。そして、売れると、アンケートを行っている時間は、歩き回る必要はない為、そんなに疲れない。
この仕事では、売れている営業マンは体力的に疲れることは少ない。という事を言われました。
言われたとき、確かに!!ととても納得したのを覚えています。私は営業がなかなかできず、成績としては下の方でした。だから、日々歩き回る距離が増えて、体力的にもきつくなるのだという事を理解したのです。
精神的にきつい教材営業のバイト体験
それなら、明日から歩く距離を減らせるように頑張ろう!!と思っても、すぐに結果に反映されないのが営業です。なかなか売れない日々が続きました。
また、営業では売れる件数より断られる件数の方がはるかに多くなります。断られ方もいろいろあり、きつい言い方で断られたりすると、心が折れそうになることもありました。
その中でいかにして、売れるように頑張るか考えながら教材販売の営業アルバイトをしていました。
塾や講師のバイトも選択肢にありましたが、営業を選んだ自分を少し後悔した部分も正直ありました。
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教材営業してみてよかった事、楽しかった事
成績としては、悪い状況でアルバイトをしていましたが、その中でいかに売れるようにするか考えて、練習をしました。そう考えると何がよくないのか、どう話をすればよいのか工夫をすることになります。
それによって、少しずつ売れるようになっていきました。
小さな成長でも積み重なれば大きな達成感となります。
売れなくてつらいと感じていた日々が多くありましたが、その中で1日に数件売れることもあり、褒められたときはうれしかったです。
また、買ってくれた方からやってよかったと感謝されたりする事もあり、その時は疲れを忘れるくらいうれしかったです。
バイト仲間とつらさを分かち合いながら頑張れた営業の短期バイト
同じようにアルバイトをしていた同期の人がいました。お互いに同じ思いをしながら、その中でお互いに励ましあい、時には一緒に練習しながら頑張っていました。
お互いに一緒に頑張った経験があるので、一緒に仕事をした期間は3か月という短期間でしたが、仲良くなり、アルバイトを辞めてからでも交流がある仲間ができたのはうれしく思います。
私が営業の短期アルバイトを勧めるワケ
このように苦労も多かった営業の短期バイトの体験談をご紹介してきましたが、これを経験したことは後の就職活動や、社会人として働く上でとても役立ちました。
この短期バイトをこなしたことで、めげそうになった時の踏ん張りがきくようになったのではないかと思います。
そもそも、短期のアルバイトですと、長期のアルバイトに比べて、学業を圧迫する心配もありません。自分の空いた時間に働いて稼げるというのは大きな魅力です。
長期アルバイトに精を出すのももちろんいいですが、勉学も学生の本分です。社会人になると中々勉強に割ける時間というのは減ってきます。
やはり、学生のうちにうんと勉強したいですよね。サークル活動もやっている人にとっては、尚更、時間を捻出するのが課題となるのではないでしょうか。
そんな時にも、短期にこなせるバイトの存在は大きいです。
「営業」の短期アルバイトですと敷居が高く感じる人もいるかもしれません。
そんな方にオススメなのが、「営業アシスタント」の短期バイトです。
将来営業職に就きたい人にはもちろん勉強になりますし、単調作業が嫌いな人や、雑用なんでもござれという人にもおすすめできます。
営業アシスタントの仕事は業種によって非常に様々な形態があり、一概には言えませんが、基本は営業の方の雑用、お手伝い業務です。資料作成や電話応対、一緒に営業回りをすることもあります。
時給というシステム以外に、契約1本数万円という特別報酬を用意している企業も多く、営業のやり方のマニュアルがある会社もあれば、現場で先輩のやり方を直接学ばせる会社もあります。
アルバイトでありながら、営業回りをすることもあるので名刺を作成してもらえるこケースもあります。
会社同士の受発注の会議や見積もりのお手伝いなど、非常にリアルなお金のやり取りを間近で勉強できるのは大いにメリットがあるといえるでしょう。
短期バイトであればノルマは設定されないことが多いですが、将来も営業の仕事に就きたい人は、優秀な営業マンの真似をまずは徹底して行い、営業スキルを身につけると良いかもしれません。
大学生が教材営業バイトを3ヶ月間やってみたまとめ
さて、私の働いた期間としては、3ヶ月での短期アルバイトでしたが、いろいろな経験をして濃密な3ヶ月だったなと思います。
初めは苦手なので避けておきたい営業の仕事でした。実際に経験をしてみて、つらい部分も多くありましたが、その分自分の成長につながった所もあったと思います。苦労は買ってでもした方が良い、とはまさにこのことですね。