月10万稼げるバイトって何？おすすめの仕事や税金や扶養についても詳しく解説

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大学生が月10万稼ぐ為のおすすめアルバイト！
税金や扶養についても詳しく解説

お金をたくさん稼ぎたい！でもどんなバイトをすれば10万も稼げるのかな？と考え中の方へ、このページではおすすめのアルバイトと選び方を筆者の体験談を交えてご紹介します！

また、収入が増えると税金や扶養はどうなってしまうのか。何となく耳にしたことはあるけど詳しくは分からない…。という方も多いと思います。
103万の壁や扶養ついて知っておかないと、知らないうちに税金が引かれていた…なんてことにもなりかねませんので、どんな仕組みで税金が発生するのか、扶養とは実際のところ何なのかを分かりやすく解説します！
たくさん稼ぐ前にまずはこのページをご覧ください！

効率よく10万円を稼ぐためのバイト選び

まずはアルバイトの選び方です。大学生活の限られた時間の中で効率よくお金を稼ぐには、どういったアルバイトを選べばいいのか下記の3点を意識してみましょう。

時給が高いバイトを選ぶ

たくさん稼ぎたいのであれば、まずは時給の高さを意識して求人を探してください。
大学を下校してからアルバイトができる時間は何時間でしょうか？ご自身の授業のコマ数など人それぞれだとは思いますが、大学生のアルバイト時間の平均は一日4～5時間となっています。

時給1000円のアルバイトで10万円を稼ぐには100時間を要します。一日5時間として20日、週5勤務です。これでは勉強も遊びも中々厳しいですよね…。
では時給1300円のアルバイトの場合、10万円を稼ぐのに76時間程度で達成できます。一日5時間働いたとして15日です。週3日勤務ですね。時給1000円アルバイトと5日の差が出てきます。

アルバイトをする時間を沢山確保できるのであれば前者でももちろん構いませんが、忙しい日々の合間の時間を使って稼ぐのであれば時給が高いところで効率よく稼げた方がいいですよね。ただし時給が良いということはそれなりの理由があります。ご自身の体力や性格と相談して、無理のない仕事であるかも視点に入れながら求人を探してみてくださいね。

シフトが組みやすいバイトを選ぶ

シフトの入りやすさもポイントの一つです。大学生は週の中でも午前で終わる日や完全に授業が無い日など人によって様々です。シフトの入りやすさや選びやすさは自身の負担も減らしてくれます。
又、仮に高時給のアルバイトに就けてもコンスタントにシフトに入れないのでは稼ぐことは難しくなってしまいます。
例えば仮に飲食店の深夜帯でアルバイトを決めたとしても、暇だからと早上がりばかりさせられていては思ったように稼げません。そういった点も確認しながら求人を探してみてください。

単発の派遣に登録する

もう一つ有効な時間の使い方としては、空いた時間に単発のアルバイトで稼ぐ方法です。
単発の派遣会社に登録しておけば大学の長期休み中や、急遽アルバイトや予定が無く時間ができた時、もう少し稼ぎたい時にうまく利用することでプラスのお金が稼げます。試験監督や展示場の案内など、単発の仕事はその場で説明を受けて業務が始まるので対応力も鍛えられます。

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10万円稼ぐ！おすすめアルバイト７選

それでは具体的に、10万円を稼ぐ為のおすすめアルバイトをご紹介します。
地域によって時給の差はありますが、是非参考にしてみてください。

データ入力

コツコツ作業が得意な方におすすめなのはデータ入力です。データ入力のアルバイトの時給は1000円～1400円ほどです。
シフトの幅が広い会社も数多くあり夕方～23時や中には朝の6時までといったシフトもあるので、大学終わりでも十分バイトに入る時間を持てそうですね。データ入力はタイピングのスピードや正確性を求められることもありますが、基本的に未経験から始められるお仕事です。

筆者も短期アルバイトでデータ入力をしたことがありますが、本当にただひたすらにデータを入力していました。私はコツコツ作業も苦にならないタイプなので、バイト仲間とスピードを競ったりと楽しくアルバイトができました。しかし単調な作業が苦手な方は辛いかもしれません。

注意点としては、データ入力の募集といっても任される範囲は会社によってさまざまなので、応募前や面接時に確認しましょう。求人は多岐にわたりますのでご自身の求めるデータ入力なのか注意してみてください。

コールセンター

社会人になってからかなり役立つ電話対応のマナーが学べます。コールセンターの時給は地域差はあるものの1200円～1300円ほどとなっています。場合によっては1500円以上なんて求人もあります。

時間としては16時～21時といったシフトもあり、授業が早く終わる曜日にアルバイトを入れるのも良いですね。土日祝も稼働しているコールセンターもありますので、大学がお休みの日にしっかりシフトを入れることも可能です。
基本的に研修をしっかり行う会社が多く、電話対応のマニュアルも整っているので未経験でもチャレンジすることが可能です。24時間対応のコールセンターもありますので、深夜帯でさらに高時給を狙うこともできます。
注意点としては、向き不向きがはっきりしていることです。仕事内容によっても大きく異なりますが、ご自身に合ったコールセンターを探してみてくださいね。

居酒屋・バーの深夜帯

人と接するのが好きな人や、忙しいほうがテンション上がる！という方は飲食店アルバイトに向いています。居酒屋の時給は900円～1200円ほどで、バーの時給は1000円～1300円ほどのようです。深夜帯になるとプラス100円程度時給が上がるでしょう。

一般的に居酒屋のアルバイトですと、ホール・ドリンカー・調理補助のいずれかのポジションにつくことが多いです。お店によって様々ですがベテランアルバイトになると、忙しい週末にはホールをしながらドリンカーや調理補助の手伝いのように店全体を見る立場になることもあります。飲食店でのアルバイトは最低限のマニュアルがあるものの、対人と人のやり取りなので少なからず対応力を求められることが多いでしょう。
また、同年代も多く働いていることから出会いも広がりますし、チームワークで働くのでより一層仲は深まりやすいアルバイトです。

筆者も飲食業に携わっていましたが、飲食業は基本的にマルチタスクで沢山の仕事に優先順位をつけながら対応していきます。一見大変そうだなと思うかもしれませんが、飲食業でのそういった経験は社会に出てからも大変役立ちました。

家庭教師・塾講師

将来教師を目指している方や、教育に携わりたい方、勉強を教えるのが得意な方などに向いているのは講師のアルバイト。家庭教師の時給は1500円～2100円ほどで、塾講師の時給は900円～1700円ほどと地域によってかなり差が出ました。

生徒の成績が上がったり、悩みを一緒に解決したり、志望校に合格した時などには大きな達成感を感じられます。社会に出る前にそういった成功体験等を経験しておくのも素晴らしい経験になると思います。
平日ですとだいたい16時～22時頃まで運営している塾が多いようです。ご自身のライフワークと合わせて働きやすい時間帯ではないでしょうか。夏期講習など長期休みは受験生の頑張り時なので、シフトも入りやすくなるでしょう。

パチンコ

様々な年齢層の方がいる場所で働きたい方はパチンコのアルバイトはいかがでしょうか。パチンコ店の時給は1000円～1300円ほどで全国的に見ても平均時給は高いです。
パチンコ店での仕事は主にホールスタッフ・カウンタースタッフ・コーヒーワゴンスタッフです。
パチンコ店でのアルバイトとなると専門的な知識が必要かと思ってしまいますが、ほとんどのお店に研修制度があるので未経験でも始められるアルバイトです。また、シフトの自由度が高く学業と両立させやすいアルバイトの一つです。

ホールスタッフのパチンコの箱おろしは重労働ではありますが、筋トレ感覚で楽しむ人もいるようです。ここ数年の受動喫煙対策でパチンコ店内での喫煙にも制限があったりと、タバコの匂いに関しては昔よりもかなり働きやすくなったのではないでしょうか。音に関しては、筆者の友人談ですがだんだん慣れてくるとのことでした。
こちらも接客業の一つとして、対応力も鍛えられるおすすめのアルバイトです。

引っ越し

肉体系のアルバイトですね。肉体系のアルバイトは単発のものや一日拘束のものが大半だと思います。コンサートの設営や土木作業、それから引っ越し。筆者が経験した肉体系アルバイトの中でおすすめしたいのが引っ越しのアルバイトです。

時給は1100円～1500円ほど。繁忙期と閑散期がありますが、繁忙期になるとどんどんシフトにいれてくれますし時給も上がります。かといって無理やりシフトに入れられるわけでもなく、希望通りにシフトに入れました。春は引っ越しシーズンですので、大学の長期休みにガッチリ稼げますね。

もちろん仕事は体力勝負です。初日は夕方にはもう筋肉痛になっていましたが、体を鍛えるのが好きな人や体力がある人にはピッタリではないかと思います。筆者は女性ですが力持ちがバレてしまい普通に重いものを沢山運びましたが、女性は基本的には細かい作業のほうが多いと思います。

リゾートバイト

大学生は長期休みが多いところだと2か月ほどと、かなりまとまった時間が取れる方もいますね。そんな方にお勧めしたいのがリゾートバイトです。全国各地の観光地で住み込みながら働きます。リゾートバイトの特徴は寮費や光熱費、勤務先によっては食費もタダというような勤務先が多いです。生活費を抑えながら(もしくはタダ同然で)稼ぐことに専念できます。

求人は多種多様で時給は900円～1500円ほど。ホテルのフロントや客室清掃・旅館の調理補助・テーマパーク勤務等かなり様々な職種があります。

全国に友達ができる

かくいう筆者も、学生の頃ではありませんがリゾートバイトで1年程沖縄でマリンスポーツのツアーガイドを経験したことがあります。海が好きというだけでもちろん全くの未経験、さらに泳ぎは苦手でした(笑)しっかりと研修を受けて、資格も取って毎日たくさんのお客様を海に連れて行きました。

リゾートバイトは基本的に繁忙期の勤務になります。故に毎日忙しいですが全国各地から集まった仲間と毎日切磋琢磨しながら24時間ほぼ一緒にいると、自然と仲は深まります。筆者はリゾートバイトをしてから10年が過ぎた今でも、当時のメンバーと交流があります。全国に友達ができたので一人でぷらっと遊びに行ったりもします。こんな風に、お金を稼ぐだけではなく一つの出会いの旅としてもリゾートバイトは良い経験ができると思います。

ちょっと待って！働き始める前に知っておくべきことを分かりやすく解説！

「103万の壁」という言葉。何となく聞いたことあるな、という方も多いと思います。ここから先は「所得税」「住民税」「扶養」について解説していきます。何も知らずに稼げるだけ稼いでしまうと、あとから損をしてしまう可能性もあります。
そうならないようにまずは税金や扶養の仕組みを頭にいれておきましょう！

所得税～103万の壁～

所得税とは、お給料に対して課せられた国に支払う税金のことです。ただし稼いだ人全員が所得税を払わなければいけないのではありません。それがよく耳にする「103万の壁」です。所得税がかからないようにするには、「年収が103万円以下」かつ「月収8万8千円以下」の条件を満たさなければなりません。
但し学生さんの場合月によって稼ぐ額は変わってくると思います。「月収8万8千円」を超えてしまった月には所得税がかかりますが、年間でみて103万円以下であれば年末調整で払いすぎた所得税は返ってきます。

参考サイト：財務省https://www.mof.go.jp/tax_information/qanda018.html

住民税～おおよそ100万の壁～

住民税とは、その年の1月1日時点で住んでいる地域の自治体に納める地方税です。また、市県民税とも呼ばれています。
注意点としては、この住民税はお住いの自治体により税金を払わずに済むボーダーラインが変わります。詳しくはお住いの自治体へお問い合わせください。税金を払わずに済むボーダーラインはおおよそ93万円～100万円前後となっています。
さて一言に住民税と言っておりますが、住民税は「所得割」と「均等割」という２種類で成り立っています。

所得割	所得の額に応じて税金の金額が変わる ※年収100万以下の場合、税金は払わなくて良い
均等割	一定の額を超えると税金を払う ※年収約93万を超えると5000円前後の税金を払う (お住いの自治体により課税対象の年収ボーダーも課税金額も変わります)

このように、住民税には２種類あります。２種類の住民税を支払わないボーダーラインの中でアルバイトをするには、地域によりますが93万円～100万円以内で収めるようにしましょう。

参考サイト：財務省https://www.mof.go.jp/tax_information/qanda020.html

扶養について

まず扶養とは、「生活ができるように世話をする」という意味の言葉です。ですので、親の扶養に入っている大学生は親族から経済的支援を受けている状態のことを言います。
親としては、子供を扶養に入れることにより「扶養者控除」というものが適用されます。簡単に言うと、子供を養うためにお金がかかりますね、では税金の負担を減らしましょう。という制度です。
この扶養が外れるか外れないかのボーダーラインが、先ほど説明した「103万の壁」となります。
では扶養から外れるとどうなるのかを見ていきましょう。

扶養から外れると

結論から言いますと、親の扶養から外れると親の税金が高くなりご自身の負担も増えます。103万円の壁を超えると、親の援助がなくても生活できるね。と判断されてしまい世帯主が「扶養者控除」を受けられなくなります。

どのくらい親の税金が増えるのか

親の年収によっても変わりますが19歳～22歳の場合税金は「7.7万～19万」ほど増えることになります。
扶養から外れてしまうと世帯主の手取り額が減ってしまうということです。

ご自身への負担が増える

103万の壁を超えるとご自身が所得税や住民税の支払いの対象になります。
扶養が外れてもたくさん稼ぎたい！という方もいるかと思いますが、今度は130万の壁と言って年収130万円を超えると社会保険も親の扶養から外れることになります。社会保険料は年収130万だと、年間の保険料は約19万円です。
税金や保険料も含めても手取り額に損がない年収は150万～160万以上と言われています。単純計算で一か月12万円以上です。大学生が学業と両立しながらこの額を稼ぐことは不可能ではありませんが、至難の業かもしれません。
簡単な表にまとめてみたので、参考にしてください。

アルバイト収入	扶養	所得税	住民税
100万以内	外れない	払わない	払わない(※注１お住いの自治体による)
100万超103万円以下	外れない	払わない	払う
103万円超130万円以下	外れる	払う	払う

※注１住民税の非課税のボーダーラインは93万～100万とお住いの自治体により異なります。

まとめ

いかがでしょうか。お金と税金や保険の関係は単純ではないですね。社会人になっても常々思います。
まずはたくさん稼ぐ前に、扶養を外れた際の親の負担とご自身の負担をよく考えたうえで、扶養を外れるのかまたは扶養内で稼ぐのか、親に相談することをお勧めします。特別な理由がない限りは103万円以下が得策といえるでしょう。
学生のアルバイトで得られる経験は社会に出ても大いに役立ちます。しかし大学生活に支障をきたしては本末転倒です。ご自身のライフスタイルと合うアルバイトを探して、今しかない大学ライフを是非楽しんでくださいね。

月10万稼げるバイトって何？おすすめの仕事や税金や扶養についても詳しく解説

大学生が月10万稼ぐ為のおすすめアルバイト！
税金や扶養についても詳しく解説