「せっかくバイトを始めるならオシャレなとこがいい」と、可愛いもの好きな女性やお洒落好きな大学生に人気の雑貨屋アルバイト。おしゃれなアクセサリーやかわいい雑貨など好きなものが並ぶ店内で明るく楽しい仕事のイメージですが、雑貨屋のバイトを経験した人の中には「きつかった」「大変だった」という経験談も多いようです。そこで今回は、実際の雑貨屋のバイトの仕事内容や自由さ、バイトとして他と比べてキツいのか楽なのかなど、詳しいことを徹底調査してみました。
雑貨屋バイトの仕事内容
雑貨屋のバイトの仕事内容のイメージは雑貨を売る接客の業務が多いと思います。
「接客とレジ打ち、それに品出しをしてました。売り場のディスプレイを作りを任せてもらえたりPOP作りもできたりして楽しかったですね」
「大学生アルバイトでしたけど在庫管理や食品系の賞味期限チェック作業、あと発注なんかの細かいことも時々行いましたよ」
「開店前の店内の掃除もします。商品の並ぶ棚に埃がないようにふき取っておくとか」
「女性客の多いオシャレなグッズを扱う雑貨屋なので、アクセサリーとかプレゼント用のラッピングも多いですね」
中にはアクセサリーの組み立てをしたなど、特に個人経営の小さい専門系の雑貨店では座ってじっくり取り組む仕事も多いそうです。居酒屋などの飲食店のバイトのような一日中重い料理を運んで店内を働き回る忙しさではないですね。ただ、有名で大きなチェーン系の雑貨店だと混む時間帯も多く、商品数の多さが売りの雑貨屋だと一日中動きっぱなしで体力を使うのできついことも。
雑貨屋のバイトの時給
雑貨屋のバイトの時給はお店の規模や地域によっても様々ですが、東京都内だと雑貨屋のバイトの求人だと時給はだいたい1,050~1,200円ほど。 東京都の最低時給が1,041円なので高いとは言えないようです。飲食店のバイトの時給の平均が1,115円なので、一般的なアルバイトの時給だと思います。
参考:東京都の最低賃金
また、都会だと大手チェーン系の雑貨店のバイトのほうが、きつい仕事の多い分個人経営の雑貨屋より時給が良い傾向にあります。
雑貨屋のバイトはここがきつい
雑貨屋のバイトは可愛くてオシャレな好きなものに囲まれて楽しいイメージが強いですが、実際働いてみると雑貨屋のバイトはキツいとデメリットを感じることもあるそうです。
「商品がたくさん入った重い段ボールを運んだりするので腰が痛くなったり体力的にきつかったです」
「商品数が多すぎて、特に女性のお客さんに人気のコスメなんかは聞かれたら答えられるように覚えるのがかなり大変でしたね」
「クリスマスやバレンタインの時期の週末はレジ打ちとラッピングでずっと動き回ってました。レジ待ちの列ができた時は気が遠くなってめまいがしました」
「大学生のバイトでもお客様への対応の接客や電話で敬語などの言葉遣いまで厳しくチェックする接客店舗だったので、研修が大変でした」
「欲しいものがなくて品ぞろえが悪い、店員の接客態度が悪いとか、苦情を直で向き合って言われたのがつらかったですね。自分のミスのせいだった時なんかは数日引きずっちゃいます」
やはり雑貨屋のバイトは体力的にキツイと感じることが多いようです。段ボールで運ぶのが重かったり、品出しの作業が続いたり。また、チェーン店系の雑貨店だと週末はいつも混んだり、個人経営でもイベントシーズンは忙しくなりがちです。
雑貨屋のバイトで次にきついと多く挙げられるのは、接客関係。商品の知識や棚の位置をお客さんから聞かれたりするため、取り扱う商品の種類が豊富な広い店舗だと特に大変です。また、お店の雰囲気に合わせた言葉遣いやお客さんとの接し方に気を遣うので、特に高級なアクセサリーやインテリアの雑貨屋は慣れるまできついと感じることが多いようです。
他にも人間関係や掃除に気を遣うことなど、他のアルバイトと同じように雑貨屋のバイトでも「きつい」と思う場面は様々です。大変な仕事からミスに繋がったりトラブルになったときに辛い気持ちを引きずってしまうことは共通のようです。
雑貨屋のバイトのここがラク
雑貨屋のバイトは体力的にきつかったり接客の悩みがありますが、他のバイトと比べて楽だと思うメリットも多いようです。
「アクセサリー雑貨に合わせた雰囲気の広くてお洒落なお店なので楽しいし駅に近い店舗だからラクで働きやすいです」
「他のバイトよりはレジで忙しい時間帯が少ないので、あと作業も座れる時があるので良いです」
「働いてるのが同じ大学生だったりお客さんも女性が多いので友達になれたり親近感もてます」
「飲食店系と比べると髪型とか色が自由だし、個人経営のとこなので服装やネイルもあんまり細かく言われない」
「従業員の割引きがあるから、お店のカタログとか並べた商品の中で自分の趣味の雑貨や好きなコスメを安く買わせてもらえるのが嬉しいです」
雑貨屋のバイトは体力や接客のキツいと感じる一方、他のバイトも経験している人にとっては楽に感じるようです。「品出しの段ボールが思ったより重くない」「厳しい販売ノルマがない」「忙しい時が少ない」「夜遅くなる心配がない」と感じる小さなラクさの積み重ねが多いのが雑貨屋のバイトの特徴です。
雑貨屋のバイトの面接のコツ
雑貨屋のバイトでは、面接時にどれくらい仕事に出られるのかという質問を必ず聞かれます。
- 何時から何時まで出勤できるか
- 週何日、何曜日ならシフトを入れられるか
あいまいだと採用が難しくなるので、面接に行く前にしっかりと答えられるように決めていくと良いですね。面接には服装はお店の雰囲気にあった清潔感のある格好で行くなど、必要なことは普通のアルバイトの面接と大きい違いはないので、落ち着いて挑戦してみましょう。
雑貨屋バイトの志望動機
バイトの面接や履歴書で聞かれる志望動機。雑貨屋のバイトでもこれは聞かれることが多い質問です。「私は昔から雑貨屋をめぐるのが好きで、趣味でいろいろなインテリアを集めています」など、自分がお洒落な雑貨やかわいいものが好きという気持ちだけでなく、
「以前このお店を利用したときに、店員さんが一緒にプレゼント選びをしてくださりとても嬉しくて、自分もこんな風に丁寧で明るい接客でお客さまを喜ばせる仕事に貢献したいと思いました」
など、たくさんある雑貨屋の中のこのお店がいい理由や真面目で誠実に働くということを経験を交えて短くまとめて伝えると良いでしょう。
最後のまとめ
雑貨屋のバイトは体力面や接客がきついという評判もありますが、他の業種のアルバイトを経験している人からは評判がいいことが多いようです。また、お店の規模やチェーン店か個人経営のお店かなどでも、雰囲気やラクさに違いが出てきます。 雑貨が好きで興味がある 新しいものや知識を幅広く知りたい お客さまに喜んでもらえる細かい気配りのできる接客がしたい という人は、ぜひ自分にあった雑貨屋のバイト求人を探して挑戦してみてください。