コンビニは町の至る所にある為、出勤するにも通いやすく、また特別な資格も必要ないため、学生からシニアまで、誰でも働きやすいアルバイトといえます。そんなコンビニバイトの面接に備えて、あらかじめ知っておくべきポイント、具体的な仕事内容や注意点もご紹介します!
コンビニバイトの面接でよく聞かれる質問
長所、短所はなんですか?
この質問には、「自分のことを知ってもらう」という意識で、素直に答えましょう。また、短所をカバーできるような長所を考えておくと強みになります。
すぐに答えられるように、事前に用意しておくと安心です。
<例>「長所は行動力があるところです。任された業務を素早くこなせるように頑張ります。短所は計画性がないところです。なので、すぐ行動に移すのではなく先輩スタッフに聞きつつ、業務を進めていきたいと思います。」
週に何回入れますか?また年末年始、GWの勤務は可能ですか?
他にも、入れる時間帯や曜日、休みたい期間はあるか、などのシフトに関することを質問されがちです。
年末年始やGWはお客様の数が多いのに対してスタッフ不足に陥っている店舗が多く、シフトに入れる人を求めています。
<例>「年末年始は地元に帰省をするのでシフトに入ることができませんが、夏休みなどの長期休暇 は勤務が可能です。」
「学校のテスト前は勉強に専念したいのでシフトにはいれないかと思います。また日程がわか り次第、相談させていただきます。」
これまでのアルバイトの経験はありますか?
今までに接客業の経験があれば即戦力になるので好印象。接客業の経験がなくとも、「これから一生懸命頑張っていきます!」ということを積極的にアピールできればOK!
<例>「以前は居酒屋でのアルバイトをしていたので、レジや接客の経験はあります。」
「初めてのアルバイトになるので、業務を一つ一つしっかり覚えていき、頑張りたいと思って います。」
志望動機の例
家から近いから
<例>「家から近く、通いやすいため、続けやすいと思い志望しました。また、普段からこちらの店舗をよく利用するので、こちらの店舗で働きたいとおもいました。」
時給がいいから
<例>「一人暮らしをしているので生活費を稼ぎたいと思い、応募しました。時間が許す限り沢山シフトに入りたいと思っているので、よろしくお願い致します。」
接客や販売の仕事がしたいから
<例>「将来的には接客の仕事をしたいと考えているので、その経験としてこちらで働きたいと思い、志望しました。色んなことを吸収できるよう頑張りますのでよろしくお願いします。」
コンビニバイトは簡単な業務から店舗の管理まで様々!
レジ打ち
バーコードを読み込んでいくレジ打ち以外にも、たばこの販売や公共料金、チケット販売、荷物の集荷、キャッシュカウントなどがあり、覚えることが沢山あります。
特にたばこは沢山の銘柄を覚える必要があるので最初は苦労するかもしれません。
また、直接お金を扱う業務になるので、集中して行わなければなりません。
品出し・陳列
決まった時間に商品が納品されるので、それらの品出し・陳列をします。一日に何回か納品されるので、基本的にはレジや調理の合間に作業を進めていく形になります。
ただ商品を出すだけでなく、消費期限がもつものを奥に入れ、消費期限の近いものを手前に陳列していかなければならないので、根気が必要です。
清掃
朝、昼、夕方、夜と、店舗によって多少異なりますが、一日に何回か清掃をします。
主には、床掃除、トイレ掃除、ごみ捨て、コーヒーマシーンやフライヤーの掃除などがあります。これらを来客数が少ない時を見計らって進めていきます。
お客様が気持ちよく買い物ができる環境を造ることも、一つの業務となります。
接客
お客様が来店してまずは「いらっしゃいませ!」、退店する際には「ありがとうございました!」といったお声掛けに加えて、コピー機やATMの使い方、商品がある場所の案内などをします。
接客業をするにあたって基本的な接客業務となります。
調理
お昼時や帰宅時間は特に混雑します。そのため、レジ横に並べられているホットスナック類や、おでんなど、ピーク時に合わせて多く作ったり、少なめに作ったりと、様子を見て調理します。
ホットスナック類は種類も多く、揚げる時間やレンジで加熱する時間なども異なりますが、すべてを覚える必要はありません。店舗にマニュアルが置かれているので、それを見ながら調理していきます。
発注
最初のうちは基本的なレジ業務や品出しがメインですが、ベテランスタッフになってくると発注を任されることがあります。
店舗の管理に直接携わる業務なので責任重大です。なので、新人のうちに任されることは基本的にはありません。
商品の在庫を把握し、必要な時に必要な分の発注をかける、といった業務になるので、責任感が求められます。
面接での注意点・マナー
清潔感のある身だしなみ
奇抜な髪形やだらしない服装はNG。
基本的にはきれいめのパンツやスカートに、シャツやブラウスなどが◎。柄付きのものより無地のシンプルなもの。服のしわや汚れも、だらしのない印象を与えてしまうので気を付けましょう。
また、爪や髭の手入れはあらかじめしっかりと整えて置き、派手なメイクやアクセサリーも控えるのが無難です。
はきはきと目を見て話す
はきはきと目を見て話すこと、笑顔で話すことは、直接その人のイメージに直結するのでとても大切になってきます。また、接客業をする上で礼儀正しいコミュニケーションは重要です。面接官に良い印象を与えられるよう、心掛けましょう。
アルバイト初日のマナー
10分前にはお店に到着
制服やお店の説明がある場合があるので、少し早めに到着すると良いです。しかし、早すぎてしまうと、かえって指導してくださる方の業務の妨げになってしまうことがありうるので、10分前、早くとも15分前がベストです。
必要書類、筆記用具、メモ帳は必ず持参!
面接時、または、電話などで伝えられている契約書などの提出書類があれば、忘れずに持参しましょう。また、業務中、教わったことをその場で都度メモに残せるように、ボールペンとポケットに入るサイズのメモ帳を用意しておくとスムーズです。
挨拶と礼儀はしっかりとする
面接時には関わることのなかったスタッフとも会うことになるので、第一印象はとても重要です。お店についたらまずスタッフに、「今日から働く○○です、よろしくおねがいします!」と笑顔で挨拶をすると第一印象は良いですね。
まとめ
ここではコンビニバイトの面接や実際に勤務したら行うことになる仕事内容、注意点について詳しく解説していきました。コンビニバイトは高校生からシニア世代の方まで、アルバイト自体が初めてでも、比較的誰でも始めやすいアルバイトですが、いくつか大変なこともあります。
しかし大変な事もある反面、店舗によっては、廃棄を持ち帰っていいよ!というところもあり、新作が食べれちゃう、なんてこともあるのが嬉しいポイントです。
コンビニバイト、ぜひ一度やってみませんか?色々なことが学べるので、特に高校生や初めてのアルバイトにもってこいですね!