「シェイカーを振っている姿がかっこいい!」
「お酒についての知識が豊富!」
そんなバーテンダーに憧れているけど、”未経験からでもなれるの?” ”資格は必要なの?” 等の疑問について紹介していきたいと思います。
バーテンダーとは
日本におけるバーテンダーは、主にシャイカー等でカクテルを調合する人をさしています。
バーテンダーのBARと一言で言ってもたくさんの種類があり、BARの種類を大きく分けると5つに分けることができます。
- オーセンティックバー
- ショットバー
- スタンディングバー
- ダイニングバー
- コンセプトバー
その中で一番本格的と言えるBARがオーセンティックバーとなります。
バーテンダーの業務内容
バーテンダーの業務内容はお酒を作る以外にもたくさんあります。
お客様にお酒を提供する事はもちろんのこと、お客様との会話、カクテルの知識も必要となってきます。
主な業務内容は、
- お酒、カクテルの提供
- お客様との会話、接客
- お店内の清掃
- 買い出し・仕入れ
- 開店の準備
これらが主な業務内容になります。
バーテンダーになる為には
まずは、アルバイトで働きながら経験を積んでいくのも良いでしょう。未経験でも雇ってくれるBARはたくさんあるので、そこでアルバイトとして経験と知識を取り入れ、一流のバーテンダーになるという道もあります。
バーテンダーの資格
バーテンダーになるのに、資格は必ずしも必須ではありませんが、あると就職に有利になり自信につながるかもしれません。資格をとることで、知識も増えてゆくので自分自身のモチベーションもあがりますね。
バーテンダーの資格の中で有名なものは、NBA(正式名称:社団法人 日本バーテンダー協会)が主催する資格があります。
- NBA認定バーテンダー資格証書(受講者資格:実務経験1年以上)
- NBA認定バーテンダー技能検定合格証書(受講者資格:実務経験5年以上)
- NBA認定インターナショナル・バーテンダー資格証書(受講者資格:実務経験7年以上)
この資格は全国で通じる民間資格となっていますので、興味がある方は資格をとってみてはいかがでしょうか。
バーテンダーの専門学校・養成スクール
バーテンダーを目指すことができる、専門学校や養成スクールもあります。
専門学校や養成スクールに通うことで、カクテルの歴史や語源、種類等の専門知識が学べるので、就職にも有利なバーテンダーになるでしょう。
養成スクールの中にはグループレッスンだけではなくプライベートレッスンや就職・開業サポートを行っているスクールもあるので、自分にあったスクールを選ぶと良いでしょう。
バーテンダーになるのに必要なスキル
バーテンダーにはお酒を作る技術以外にも、仕入れ、清掃、接客、フルーツガッテングの技術等、さまざまなスキルが求められます。
また、毎日いろんなお客様が来店してくるので、コミュニケーション力やお酒の知識、気配りも必要なスキルになっていきます。
お酒の知識
- カクテルのレシピ
- カクテルの材料となるお酒の知識
- リキュールやハードリカーの味、歴史や特徴的なエピソード等
バーテンダーとしてお酒の知識と引き出しの多さはあった方が良いでしょう。
また、最近流行りのお酒や日本に上陸したばかりのお酒もチェックしておくといいかもしれません。
※ハードリカー・・・蒸留酒、ウイスキーのこと。
コミュニケーション力
接客はバーテンダーにとって、カクテル作りと同じくらい最も重要な事です。
お客様ひとりひとり、またお客様が来店したその日の気分によっても大きく変わってくるでしょう。
たくさん自分の話を聞いてもらいたい方もいれば、バーテンダーの話を聞きたい人、静かにお酒をのみたい人、いろんな方が来店します。
そんなお客様の気分に合わせ、また来ようと思えるような気持ちにするのもバーテンダーとして大切になっていきます。
バーテンダーに向いている人
今後、未経験でバーテンダーのバイトをしたいと思っている人、興味を持った人は、自分がバーテンダーに向いているのかどうがぜひ参考にしてみてください。
もしかしたら、あなたはバーテンダーに向いている人かもしれません。
お酒が好きな人
毎日お酒に携わるお仕事なので、お酒が嫌いな方よりもお酒が好きな方の方がバーテンダーに向いています。
必ずしもお酒が好きで飲めなければならないというわけではありません。お酒が飲めなくてもバーテンダーにはなれます。
ですが、店舗によってはお客様からバーテンダーにお酒を頂くこともある為、ある程度はお酒が飲める方が適正と言えるでしょう。
また最近は和をテーマにしたBARも増えてきているようで、日本酒や焼酎などの和なお酒が好きな方も重宝されています。
物事に打ち込む人
バーテンダーの仕事のカクテルメイキングですが、お酒の分量、レシピの違い、グラスの種類によって味は大きく変わり、カクテルの種類も豊富です。
カクテルの種類はスタンダードなもので2000種類、オリジナルやマニアックなものも含めると数えきれない程あります。
そんなたくさんの種類の中からカクテルを作るので、レシピの数は無限にあると言えるでしょう。
カクテルを作るのに、どうしたら美味しくできるのか、お客様に満足してもらえるかは日々の研究の積み重ねです。物事に打ち込む事が出来る人は、日々研究を重ねバーテンダーとしても成長してゆくでしょう。
バーテンダーの将来性
バーテンダーをしていると色んな人と会うため、人とのつながりが広がります。
人とのつながりから、独立して自分の店舗を将来的に出すことができれば、収入も大幅に上がり安定するでしょう。
また、独立し経営に慣れてくると店舗を2つ3つと増やしていってBARの経営をする方もいますので、人とのつながりを大事にしていくと、そこから視野が広がって様々な方向が見えてくるかもしれません。
また、BARはコミュニケーション力がとても大事な場所なので、将来的にAIに仕事を奪われる心配もなさそうです。
バーテンダーの口コミ・評判
バーテンダーへの口コミ評判、気になっている事を最後にまとめてみましたので、良かったら参考にしてみてください。
・バーテンダーに英語力は必要なのか?
バーテンダーには英語が話せなくてもなれますが、店舗によっては外国人のお客様が多かったりと英語を話す機会が多い場所もありますので、店舗に直接聞くのが一番良いでしょう。
・お酒の種類があまり知らないけど大丈夫?
こちらも店舗によって大きく違います。ビールが主なBARですと、そこまでお酒の知識はいりません。ただ最低でもお店に置いてあるお酒の知識、味は知っておいた方が良いでしょう。
また、基本となる4大スピリッツを覚えておくといいかもしれません。
※4大スピリッツ・・・ジン、ウォッカ、テキーラ、ラム
※4大スピリッツの”スピリッツ”は蒸留酒のこと
バーテンダーの仕事は未経験でもできる?
未経験okのバーテンダーのアルバイトはたくさんあります。
ネットの求人以外にも、お店に直接張り紙を貼って募集している所もあるので、いきなり応募するのではなく、まずはそこのお店に行って雰囲気を見てみるのが良いかもしれません。
バーテンダーのバイトは未経験でもできる?業務内容・口コミ評判まとめ まとめ
バーテンダーのバイトは未経験でもできる?業務内容・口コミ評判まとめをご紹介しましたが、いかがでしょうか。
誰もが一度は憧れるバーテンダー。経験なしでも入店できるバイトは多いみたいです。
お酒の種類覚えたり、接客は大変かもしれませんが、やりがいはある仕事だと思います。
まずはバイトからはじめてみませんか?きっと良い社会経験になるでしょう。