今回は「美容関係の仕事をしてみたい!」そんな学生の皆さんに向けた、アルバイトでも働けるエステティシャンのお仕事について紹介します。
エステティシャンとは?
エステティシャンとは、エステティックサロンで働く美容技術の専門技術者のことで、元はフランス語の《esthéticien》から来ています。
日本語訳すると「全身美容をする美容師」になるようです(※esthétique=エステティック=全身美容)。
エステティシャンになるために資格は必要?
よくネット上で、「エステティシャンになるために資格は必要ですか?」という質問を見かけますが、実際にはどうなのでしょうか?
結論からいえば、「資格がなくてもエステティシャンにはなれる」ようです。やりましたね! これであなたも明日からエステティシャンを名乗っ……てはダメです。
では、晴れてエステティシャンを名乗れるようになるためには、どうすれば良いでしょうか?
バイトでもエステティシャンになれる?
Q:気になるサロンでバイトして雇ってもらえば、エステティシャンになれる?
A:なれる……かもしれないです。
【どういうこと?】サロンで働いているエステティシャンのアシスタントに就くことができれば、実地研修を経てエステティシャンへの道が開けるかもしれません。
でも、「エステティシャンになりたいです!」=「じゃあ、アシスタントよろしくね!」となるかどうかは分かりません。
もし、本気でエステティシャンを目指すのであれば、『専用の養成スクールに通う』というのも1つの手です。
バイトとしてできることは?
エステティックサロンでバイトとしてできることには、どんなものがあるでしょうか?
――サロン――
サロン(応接室)では、施術以外の仕事があります。
- 受付でのお客様の応対
- 電話による応対(予約・キャンセル・質問に答えるなど)
- 化粧品やケア商品の説明や販売
- PCによる事務処理
- 部屋の清掃
――アシスタント――
施術するエステティシャンのアシスタントとしての仕事とは?
- 器具の準備や洗浄
- その他の雑務(アシストできること全般)
エステティシャンの主なお仕事は?
では、実際のエステティシャンの主な仕事は、どんなものがあるでしょうか?
――カウンセリング――
カウンセリングとは、悩みを持つ人から相談を受け、助言や指導を行うことを指します。エステティックサロンを訪れるお客様が何を望み、何を求めているのか?
まずは、お客様の本音を聴き出し、お客様に寄り添った提案をすることが大切です。
――施術――
施術には、以下のようなものがあります。
フェイシャルケア
フェイシャルケアは、顔の美容――美顔に特化した施術です(マッサージ、クレンジングや洗顔、その後の保湿やエイジングケアなどなど)。
ボディケア
ボディケアは、首から下の全身が対象となる施術です(マッサージによる脂肪燃焼、美しいボディラインを保たせるためのサポート、下半身のむくみ対策や冷え性改善などなど)。
美容脱毛
美容脱毛は、主に専用機器を使った『フラッシュ脱毛』と呼ばれるものです(※医療脱毛は『レーザー脱毛』と呼ばれ、フラッシュ脱毛よりも光の出力が高く、エステティックサロンでは使用(施術)できません)。
エステティシャン ~メリット・デメリット~
エステティシャンになって得られるメリットとデメリットは何でしょうか?
メリット
まずは、メリットから!
- 最先端の美容技術に触れるチャンスがある。
- 美容に関しての意識が自然とアップする。
- 力仕事が多いので、自分も自然と痩せる!(メリット?)
- お客様の要望が叶ったとき、自分のことのように嬉しい。
- 離職した場合も、専門スキルなので復職しやすい。
デメリット
続いて、デメリットも……
- 時間的拘束が長く、土日や祝日などの勤務もある。
- ノルマが厳しいことがある(※サロンにもよる)。
- お客様からのクレームに悩まされることがある。
- 実務以外でも、研修や勉強会で時間が削られる。
- 実務と給与が割に合わないと感じることがある。
~まとめ~
さて、そろそろまとめのお時間です。
バイトでもサロンで働くことはできますが、すぐさまエステティシャンになることはできないようです。
しかし、学生のうちからバイトとしてサロンで働き、経験を積むことは可能です。
もし、あなたが将来的にエステティシャンを目指すのであれば、養成スクールなども夢をかなえるための一手段として考えてみてください。
それでは、今日はここまで!