新聞の折り込みチラシを組み込む軽作業のアルバイトをしていました。チラシの量にもよりますが、概ね3~4時間の勤務となることが多く、夕飯の前には帰ることができるので、主婦の方に人気のあるお仕事です。
●折込チラシ組み込みのアルバイトってどんな仕事?
普段、新聞に折り込まれているチラシを目にすると、数枚ごとにほかのチラシでまとめたりして折り込まれている思います。実際に新聞にチラシを折り込んでいくときの、1部ごとのセットを作るお仕事が、新聞折込のアルバイトのお仕事内容です。
チラシを新聞に折り込む仕事、というと、簡単に思われる方が多いと思いますが、なかなかに重労働なお仕事です。昔は、折込チラシのセット作成も、人間の手で折り、1枚ずつ組み込んでセットを作っていました。今は、1枚ずつ組み込む作業のための専門の機械(=折込機)があるので、その機械を使って作業をしていました。私が勤めていた新聞販売店では約1万部を作らなくてはいけなかったので、機械がなければこの仕事はやっていなかったと思います・・・
機械には、1回で20種類位までのチラシがセットでき、1種類ずつ取り出してセットとして組み込んでくれるので、組み込まれて出てきたチラシを整える作業は1つずつやっていました。量が多くなければ、朝10時から出勤で、お昼休憩を1時間挟んで14時か15時くらいには終わっていたので、夜から別のアルバイトを掛け持ちしていた私にはちょうどいい時間で働けるお仕事でした。スタッフは私の他に4名いらっしゃり、2名ずつシフトが組まれていました。短時間の勤務が人気なようで、全員が主婦の方でした。私は5年ほど勤めましたが、人の入れ替わりは一度もありませんでした。
● 新聞折込バイトのお仕事は週末・年末が繁忙期!
新聞折込の仕事の大変なところは、忙しい日とそうでない日の差が大きいことでしたね。チラシは週末にかけて多くなるので、金曜日、土曜日のチラシのセットを作る木曜日や金曜日は、毎週量が多くなります。折込機は一度に20枚までしか組み込めないので、それ以上の折込があるときには機械を2回転しなくてはいけなくなるので、いつもの1.5倍の時間がかかってしまいます。半面、少ない日は1セット3枚、という日もあるので、そんな日は午前中で仕事が終わる、という時もありました。あと、折込機の性能があまりよくないので、一度に2枚分入れてしまったりするので、出てきたチラシを揃えつつ、機械の様子も見張っていなければいけないので、手はこっち、目はあっち、といった感じで、結構大変でした。特に年末年始は、初売りのチラシが大量に入りますので、年末までの数日間は9時~17時ぐらいまでかかっていました。
あとは、とにかく重労働。1万部分のチラシが何束もやってくるので、運んでチラシをセットするだけでも重労働。紙ってまとまると重いんだなーと思い知りました(笑)
●新聞折込バイトをやって得たことは?
大変なことだけたくさん書いてしまいましたが、私はこの仕事をやってみて良かったと思っています。仕事は単純作業なのですが、早く作業を終わらせるためには、スタッフ同士の連携は必須。販売店によっても違うと思いますが、私が勤めたところは2人態勢だったので、それぞれが協力して作業を分担していかないといけません。年齢が離れた方が多かったので、当初は不安でしたが、皆さん主婦の方ということもあって、とてもかわいがっていただき、どの方と組んでも楽しく仕事をすることができました。
同じ作業を協力して行うことによって、自分のコミュニケーションスキルを鍛えることができたと思います。