最近高齢化!高齢化と言われています。
特に雪国では、一人暮らしの高齢者だと家の前の雪片づけはできても、屋根の雪下ろしとなるとできない事が多いです。 お年寄りが雪片付け中に転倒、骨折したなんて話が時々聞こえてきます。近所の人が手伝ってくれたりする場合もありますが、屋根の雪下ろしとなると難しいですよね。
雪下ろしのバイトってどこで探せばいいの?
私の場合は知り合いから直接頼まれました。屋根の雪があまりなかったので、日給5000円でした。高齢者や身体障がい者などの自宅の屋根の雪下ろしなどを行う除雪ボランティアを市やNPO法人などが募集しています。時給800円ぐらいのところから日給10,000円まで。屋根の雪の量や危険度などでも金額はバラバラです。
便利屋さんとかになると金額はもう少し高いです。その日だけの仕事が多いので、空いている日だけバイトしたい人にはもってこいです。
しかも需要は毎年あるので、冬だけのバイトをしたい人にもおすすめです。
雪下ろしのバイトのコツは?
雪下ろし=体力をつかう仕事です。
でも雪を下すのにも、おろした雪を片付けるにもコツはあります。ただザック、ザックとおろしているのでは時間がかかります。
まず基本、道具は持ち込みです。まずは準備が大切です。スコップ、スノーダンプ、屋根の雪下ろしの際は安全綱、はしごなどそれなりの準備が必要です。もちろん防寒具と長時間の作業だったら、お弁当も必要です。
もちろん足場の確保も必要です。命綱の強度はちゃんと確かめておきましょう。
装備が重すぎると屋根の雪下ろしは大変ですし、つららを落とすときは、それなりに柄の長い装備が必要です。雪庇切りとかあったら楽ですね。でも雪の切り方とかコツをつかめば、作業ものってきます。
あらかじめ除雪機がある場合は、作業を早く終わらせることが出来ます。
雪下ろしの注意点は?
1つは雪の捨て場所です。ただ雪を下していただけでは、通行人にも迷惑がかかります。しかも雪は捨てる場所が町内によって設定されています。中には、近くに捨てる場所がなく、海の捨て場までなんてこともあります。事前に、捨てる場所の確認が必要です。
また大量の雪を離れた場所に運ぼうとしても道路が狭くて、なかなか運び出せない事もあります。そうなると作業時間が長くとられてしまいます。
2つは一人だけで作業するのはすすめません。実際私も雪下ろしをしていて、屋根の雪とともに滑ったことがあります。二人で作業していたこと、命綱を着けていたので、下には落ちませんでしたが、一人だとやはり怖いですね。
あと高所恐怖症の方は難しいです。
3つ目は作業する日の天候に左右されます。
温かい日ならラッキーに思えますが、雪が解けて、水分を含み、重くなるのが難点です。
逆に吹雪くと、そのまま雪像になるかもと思えるかも寒いです。長時間の作業は体も冷えやすいので、ホッカイロ等の準備も必要です。特に、風が強い日はバランスを崩しやすいので、特に気をつけて作業する必要があります。
雪下ろししてうれしかったことは?
高齢者の方が多いので、終わった後、感謝の声を頂けることが多いです。
雪下ろし終わった!やりきったときの達成感は、ちがいますね。
しかも雪を削り出すと、あそこも、あっ!ここもという風にのってきます。
最後は勢いにのって片付けてます。
運が良ければ白鳥の飛来してくる姿をいつもより高いところで見ることも可能です。飛来数が多かったら、圧巻ですね。
達成感を求めたい方、短期でバイトしたい方、ついでに白鳥の飛来を間近で見たい方にお勧めです!
雪国育ちの方なら、雪を片付けたことがないという方はまずいないので、やりやすいかもしれません。