アルバイトを始めたきっかけ
大学4年制の時に、休みの日などにアルバイトをしたいと考えたのがきっかけです。時間があるとは言え、研究室に行かなければいけない時も多くあったので、単発でのアルバイトを探してアルバイトを紹介する企業に登録をしました。その中で多く紹介されたのが工場での製造関係の仕事でした。1日でも可能という物を選んで、アルバイトをしていました。そうするとだいたいは工場で製造関係のアルバイトが多かったですね。
工場での製造関係ってどんなものがあるの?
製造関係といっても内容は様々ありました。その中で自分が行ったものは、
- コンビニ用の食品製造
- 携帯電話の部品の検品
- ペットボトル飲料の検品
- 家電製品の部品の検品
を行っていました。1日でも可能という物を探していくと、検品関係が多くあるんだなと思いました。時給はどれも800円前後。自分が登録していたアルバイトの紹介会社で一括して決めているようでした。同じ工場の勤務でも、そのアルバイトの紹介会社によって時給が違うようです。一度、工場長と話をすることがあり、君の紹介会社に払っているアルバイト代は他よりも高くて困るんだよね~と話をされたのを覚えております。そんなこと自分に話されてもなぁという感じでしたが。
工場で仕事をするという事はどういう事?
いくつかの工場でアルバイトをしていましたが、共通して言えることは、どの工場もルールに厳しいという事です。例えば、食品会社のアルバイトでは、作業場に入る前に手を洗いますが、どの指からどのように洗うのかなど手の洗い方の流れがしっかりと決まっております。その流れを守らないと注意されます。人が食べる食品を扱うので、雑菌とかには十分考慮されているので、当然と言えばそうですが。初めのうちは、洗う指の順番まで決まっていることに驚いたのを覚えています。
また、検品の工場では、安全靴は必ず渡されました。また、通路を歩く時の道順と場所も決まっており、角を曲がるときには必ず指差し確認をすることとなっておりました。見た目で明らかに何も来ていないから大丈夫だろうと思っても必ずするように言われておりました。
工場ではいろいろな人が仕事をします。その中で万が一でも事故がないように、不備が起きないようにという事を考えれば、細かくルールを決めて、それを守らせる事が一番安全だからだろうなと思います。
工場の仕事でつらかった事は?
工場でのアルバイトは、1日の作業時間が長い事が多くありました。拘束時間としては12時間くらいが多かったです。その分、休憩もこまめにあるので、そこはよかったなと思います。その中でつらいと感じることは、ずっと同じことをやり続けるという事です。検品作業で言えば、部品が流れてくるのでそれを、不備がないが1つ1つ確認をする訳です。初めのうちは何ともありませんが、1時間もすればだんだんと飽きてきます。その頃に一旦休憩が入るのですが、これがあと数時間続くのかと考えて、げんなりすることもありました。
しかし、慣れてくるとその中でいかに楽しさを見つけるか考えるようになっていきます。自分であれば、1つの部品をいかに早く正確にチェックできるかを見つけ出そうといろいろなチェックの仕方を探したりしていました。また、部品の不備がいくつの割合で出てくるのか、自分の中で勝手に集計したりしていました。そういう目線で見てみるとある程度どのくらいの割合でわかってくるようになり、楽しく感じていました。
工場のアルバイトを続けてみての感想
細かい作業が好きだとか、同じ作業を続けるのが苦じゃない、という人にはぴったりだと思います。ただそうじゃなかったとしても、自分としては、いかに自分で工夫をしていくのか考えること事ができるようになったので結果的にはやってみて勉強になる事もあったなと思います。