【飲み屋でのバイトの待遇は?】
自分が大学時代にバイトで働いていたのはちょっとお高めの飲み屋とレストランの中間みたいな店でした。時給は 800円、勤務時間 18時から23時半(深夜手当なし)、交通費なし、制服は支給されていて週3程度勤務でした。自分のシフトは月曜、木曜、土曜と決まっていて、まかないつきでした。
大学での授業のスケジュールや自分の部活の予定に合わせて、時間的にできそうだなと思った仕事内容だったので自分からバイト希望でお店に直接話し、軽く面接をしてもらって採用、ということになりました。ここで働くまで一度もバイトはしたことがなかったので初めてでしたが、飲み屋のバイトは特に経験があるとかないとかは関係ないようです。
【飲み屋でのデシャップのバイト、仕事内容は?】
業務内容は、水割りやカクテル作りがほとんどで、シェイカーは最後の最後でちょっとやりました。ホール担当とキッチン担当の橋渡し役である「デシャップ」の方が比重が高かったです。
初めはめちゃめちゃ怒られました。怒られに行ってるんじゃないかと思うくらい怒られて、
ここで怒られ耐性がついたような気がします。自分にとっても初めてのバイトだったので勝手がわからず、あとは仕事をするということについてもあまり意識していなかったのでたくさん怒られたのかなあと今になって思います。
1年くらい経って、仕事内容もだいたい把握し、デシャップの仕事もドリンカーの仕事もある程度慣れてきてから、自分一人でも店の中を回せるようになりました。やっぱり仕事内容をしっかり覚えて、どういう動きを自分がすればいいのかわかるようになってくると、すごく仕事しやすくなったなと感じた記憶があります。
【どんなことに気を付けるべき?飲み屋のバイト】
年度末はどう考えても1人で処理できないような仕事量になり、コース料理の注文が重なりすぎてパニックになったこともあります。
飲み屋なのである程度覚悟して仕事をすると思いますが、やっぱり酔っ払いの対応はすごく疲れる。苦手な人は飲み屋のバイトでは働かないことをお勧めします。
待遇面では、長く働いても昇給が全くなかったのがマイナスポイントだったかなと感じます。アルバイトなので仕方ないことかもしれませんが、結構自分で回していた気もするので…。
【どんなところが良かった?飲み屋でのバイト】
自分がどんどん仕事がわかるようになってからは、店の人に自分から大学の友達を紹介してスタッフにしてもらうことも多くなり、バイト仲間のスタッフはほぼ全員大学の友達になったんで、情報のやり取りがだんだんやりやすくなっていきました。
あとは、単純に、カクテルやウイスキーなどのお酒の名前を覚えられたことは今大人になってから飲みの席なんかで役に立っているなと感じます。メジャーなカクテルならだいたい作れるようになったので、そういうところもちょっとした特技として使える。
もちろん仕事の中ではトラブルも何度かあって、それに対応していたらトラブル対応能力がついた気がする。飲み屋で酔っぱらいのお客さんも多かったので、鍛えられたんじゃないかなと思います。
交通費がでなかった、というところはマイナスポイントかなと思いますが、飲み屋でのバイトだけあってまかないがうまかったです。特にカレーが絶品でした。初めは本当に日々怒られっぱなしだったけど、やったバイトの中で初めの指導を一番しっかりやってくれた気がして、今では感謝しています。