■中古ショップの大まかな業務内容を教えてください。
中古ショップというとどんなイメージがあるでしょうか?
リサイクル品に囲まれて商品を仕分けして、綺麗にして棚に置いて……。品数も多くなりがちですし商品を覚えるだけで大変!という方もいらっしゃると思いますが、実はそうではないのです。場合によっては自分の趣味や特技を活かせたり、自分が手に取れないビンテージ品を触ることができたりと、貴重な体験をすることができます。
一口に『中古ショップ』といっても様々なものを販売しています。古着を扱うお店、中古本、CD、DVD、ゲームを扱うお店、骨董品、貴金属・ブランド品など特殊な商品を扱うお店など、多種多様なお店があります。
基本的な業務としては、お店にお客様が持ち込んだものをお店の人が査定をして金額を決める方法のほか、店員が直接お客様のご自宅に訪問して査定をする方法があります。どちらの方法もお店独自の査定金額があり、それにのっとってプレミア品であればプラスで料金が加算されたり、汚れによっては買取価格が大幅に下がったり、場合によっては買取不能と呼ばれることもあります。
この査定の業務は、基本的にはスタッフが研修等を受けて行うことになります。そして買い取られた商品は、綺麗にクリーニングされ、お店に並ぶことになるのです。
■中古ショップのアルバイトはどんな仕事をしてどんな1日を過ごすの?
私が働いていた中古ショップは、いわゆる古本がメインのショップで、中古ゲームやCD、DVDも扱う等、娯楽に使われるものを買い取り・販売をしていました。大まかな業務の内容はお客様がお持ちになった古本、中古ゲームやCD、DVDの買取をし、それをクリーニングをして値札などをつけ、店頭に並べるといった買い取り関連業務と、買い取って商品として並んでいる古本、中古ゲーム・CD・DVDを購入する方への接客が主な業務になります。
買い取り業務については、『このラインが基準』といったものがしっかりと規定されており、そこよりも綺麗・汚れているかどうかで買取価格が決まります。買取価格を表にまとめて、お客様に提示し、納得していただけたらサインを頂いて、買い取りが終了ということになります。買い取りが終わったら、買い取った商品をクリーニングし、値札などをつけて商品棚に並べます。
こういった仕事は初めてだったのですが、オープニングスタッフとして働き始めたこともあってか、しっかりとした研修時間を用意してくれ、直属の上司も若い方だったので査定などで困ったら気軽に相談もできる環境だったのでとても楽しく仕事をすることができました。
担当の持ち場はある程度自由に設定、陳列することができたので、やりやすい職場でもありました。
■自分の特技を生かせる仕事!中古ショップでのアルバイト
もともとゲームやコミック、本を読むことが好きだったので、この仕事をやってみたいと応募したのがきっかけでしたが、実際に働いてみて、各自得意な分野を担当にしてくれる上司だったこともあり、趣味や好きなことを活かすことができ、とても楽しく仕事をしていた記憶しかありません。
基本的な査定金額は本社から送られてくるのですが、地域によって売れ筋が違うこともあり、そこをどのように売っていく、買い取っていくかは、その担当にある程度自由にしていいとされていたので、自分自身で売り上げを作っていくといった実感もありとてもやりがいがありました。
各お店でやり方やスタッフへの任せ方が違うとは思いますが、自分の好きなことが仕事になっているので、苦労した部分も達成感に変えることもできましたし、自分の好きな分野をずっと考えていられるというのはとても幸せなことでした。
■中古ショップの店員としてアルバイトを続けたまとめ
自分の好きなことが仕事になるということは時につらいこともあります。それでも自分の好きなことだから頑張れる、好きなことだから調べることも勉強することも苦ではないと実感する瞬間も多かったように感じます。
中古ショップはいろんなモノを売っています。本が好きな方は古本屋、洋服が好きな方は古着屋等、自分の好きなものを選んでお仕事にしていくことで、とても幸せな時間が過ごせること間違いなしです!