中央市場では、時々、アルバイト募集をしているようです。
夏場のお盆に向けての果物など全国の産地の農協、農家から野菜、果物を集めて、スーパーマーケットなどに販売。
冬場はお正月に向けての野菜、果物をこれもまた全国の産地の農協、農家、そして輸入果物を扱っている商事会社などなどから集めては、スーパーマーケット、商店に販売しています。
この通常では取り扱わない数量を生鮮食品なので、短期間に集め販売するシステムであるがために一時期アルバイトの募集をしているようです。
取り扱い数量がこの時期だけ跳ね上がる分アルバイトが必要になり仕事内容はセリ人の補助的作業になります。
セリ人の補助的作業は何をするのか
ズバリ、全国から来たトラックの荷物の上げ下ろし。
そして、買って頂いた商店のトラックに荷物の上げ下ろし。
いわば、市場に着いたトラックの運転手の補助的作業。
野菜、果物などの売り場の掃除。
セリ人の売り場での補助作業。
荷物のチェック、伝票と照らし合わせて品質、数量などのチェックです。
内容は以上なのですが、簡単に感じますが、これがまた半端ない数量なので身体がきついです。腰痛、肩こり、寝不足、疲労が溜まります。例えば、大根一箱10キロ、梨一箱10キロ、軽いものでも菌タケ類一箱5キロ
上記のような物が何種類も有り、数量が数百個これらをセリ人のアシスタントとして捌く
例えば大根の担当セリ人の指示を受けアシスタントは売り場に大根を積んだトラックが到着しだい荷下ろしを始め、指示を受けた場所に大根をフォークリフトで売り場に並べます。朝早く、競売が始まり買い手のトラックに必要性を感じた時には荷物の積み上げを致します。どちらも伝票をチェックしながらの作業です。
以上、市場でのアルバイト内容の詳細でございます。
勤務時間は?
3交代です。
早朝出社して夕方退社、夕方出社して深夜退社、深夜出社して早朝退社
夕方から勤務でも休憩1時間、深夜から勤務でも休憩1時間、もちろん早朝勤務も休憩1時間を取らせていただきます。
お給料は?
かなりきつい仕事になりますが時間給1,000(これは安いのでは?)
交通費は自宅から会社までの距離を測り申告して、会社規定により支給されます。
感想は?
私自身が就いてみたアルバイトではないのですが、聞いた話ではかなりきつい仕事だそうです。生まれが農家とか農業に興味がある人でなければやり続けることが難しいかと思います。この時期をうまく乗り越えることが出来れば社員に採用されるようになってきていると聞いたことがあります。なかなか難しいと思われます。
社員になって、セリ人の勉強をして、そういうステップも有るかとは思いますが。
こういう人は向いているかも?
先ずは体力に自信がある方、ほぼ肉体労働が試される仕事です。なので、この先市場でセリ人として勉強して働くと考えている方です。
ゆくゆくは起業しようとしている方、例えば青果のバイヤーだったり、お店を開くだったり結構有ります。普通のサラリーマンでは経験できないことも沢山有ります。
全国の産地を廻り農家、農協、農業出荷団体にセリ人として、もしくはバイヤーとして目的が違えば回り方も違います。
なので将来この路線で行こうと考えている人はおすすめのアルバイトです。末は夢をかなえるアルバイトなのですから。