受付バイトでも普通のアルバイトとはちょっと違うので、学生バイトではレア?経験者も少ない?クリーニング店の受付アルバイト経験者が語る体験談です。
主婦のパートで人気のクリーニング店受付バイト
大学生時代、クリーニング店で受付のアルバイトをしていました。私が働いていたのは個人経営のクリーニング店で、店舗の後ろに工場が併設されていました。
店主の他、主婦のパートの方4名が昼間の受付とクリーニング作業を担当し、大学生のアルバイト(私を含め2名)は夕方から夜の受付を担当、という体制でした。平日は夕方から夜の4時間、土曜日はお昼からの6時間程度のお仕事でした。
クリーニング店の受付のバイトってつらい?
クリーニング店受付での仕事内容は以下の様になっています。
- お客様から洗濯物をお預かりし、代金をいただく
ほとんどのクリーニング店は前払い制が基本です。ワイシャツとブラウスの判別や、スカートはヒダの本数や長さなど、品物によって価格が変わるので、値段や数を間違えないことが大切です。 - 検品をし、1つずつタグをつける
ポケットにハンカチや紙、お金などが入っていることが多いので、一つずつ手を入れて、物が入っていないかチェックします。特に、ボールペン、ライターなどは他の洗濯物に色移りしたり、爆発したりする可能性があるので注意です。においがきついものや、動物の毛がたくさんついている洗濯物もあり、結構大変でした・・・ - 仕上がった洗濯物を包装し、お客様にお渡しする
仕上がってきた洗濯物にビニール袋にかけ、伝票ごとに品数をチェックします。お客様が取りにいらっしゃったら、数を確認して引渡しをします。
というのがメインです。接客の合間に検品や包装の作業を行いますが、暇なときは全くお客さんが来ないときもあるので、早々に作業を終えて本を読んだり大学の課題をやったりしていました。(もちろん公認です!)
普段の受付は合間があって楽な事もあるが、繁忙期はものすごい忙しいし夏は暑いっ!!
ただ、繁忙期はめちゃめちゃ忙しいです!!クリーニング店の繁忙期は、冬物をクリーニングに出す3月末からGW頃までで、その時期はお客さんが途切れることなくやってくるので、ずーっと接客していて、気づいたらバイトの時間が終わっていた、ということも珍しくなかったです。
あとは、夏の時期は、後ろで工場がアイロンや乾燥機が一日中稼働しているので、エアコンをつけてもとにかく暑いです・・・楽しいことが多い仕事でしたが、それだけは大変でした。
クリーニング店のバイトはクレームが多いと聞くけど、本当はどうなの?
クリーニング店のバイト求人情報を見つけたとき、おもしろそうだなと思ったのと同時に、クレームが多い、というイメージがあったので、その点ではちょっとだけ不安でもありました。
実際に、チェーン店だと流れ作業で行うため、シミが取れていなかったり、縮んだりプレスの線が二重になっているなどにより、弁償などのクレームに遭遇することも多いそうですが、わたしが働いていたお店はとにかく仕事が丁寧!
クリーニングの作業は担当しませんでしたが、約4年の間アルバイトを続けて、クレームの機会に出会わなかったのは奇跡だと思います!
クリーニング店の受付バイトをしていてよかったこと
私が働いていたクリーニング店は個人経営のお店だったので、他のチェーン店と比べると価格は決して安くはなかったのですが、無料の集配サービスやしみ抜きに定評があり、固定のお客様が多く、地域に愛される店、という感じでした。今は大臣をされている地元の国会議員さんも利用していただいているようなお店でした!
クリーニング店の受付のお仕事は、小売店や飲食店などの接客に比べて、一人ひとりのお客様と接する時間が長いので、コミュニケーションの面ではだいぶ鍛えられたと思います。
個人経営のお店の為、社長のお知り合いの常連のお客様が多かったりするので、私も仲良くさせていただき、他にお客様がいないときには話し込んでいかれたりすることもありました。
このような、働きながらもゆったりとした時間が体験できたことは貴重だったかな、と今になっては思います。大学生の受付バイトでの経験は今の仕事にもちょっとは活かせているかな?