『新聞配達』といえば、朝早くに原付(スーパーカブ)に乗って一軒一軒、新聞をポストに入れる仕事。ただ新聞を配るだけ!!なのでしょうか?
朝が早くてつらそう。雨や雪の日の配達が大変そう。単純作業だから楽そう。給料はどのくらいもらえるの?大学生なら奨学金がもらえる?
大学生なら誰もが知っている『新聞配達』のお仕事。知らないことはいろいろとありそうです。具体的な1日の仕事の流れをみてみましょう。
また、新聞配達をすることによって受けられる奨学金のことや、実際に新聞配達を行ったことのある人からの口コミ、評判を調査していきましょう!
これを読めば、あなたに『新聞配達』バイトが向いているか、そうでないかわかるはず!!
『新聞配達』って具体的にどんなお仕事?
『新聞配達』の仕事は、皆さん、ご存知のように早朝からスタートします。
2:00~3:00くらいに出勤(早朝といっても、まだ夜が開けていないので、深夜ってイメージですね。)
配達準備をする。
チラシの折り込み、雨の日は新聞をビニールで包む、バイクに新聞を積み込むなどの作業
配達準備が終わったら朝刊の配達に出発(時間内に配ることが出来れば、途中でタバコを吸ったり、ジュースを飲んだり休憩してもかまわないそうですよ。)
6:00くらいに帰宅
夕刊の配達
15:00ごろ出勤(部数が少なく、折り込みチラシも少ないので朝刊に比べて短時間で済む)
配達
17:00ごろ帰宅
配達以外の仕事には、集金や新規契約者獲得のための営業があります。
新聞配達の良い口コミ、良い評判
『新聞配達』のメリットを調査すると・・・
- 簡単な作業なので、未経験でも出来る
- 勤務時間が短い。仕事に慣れて効率よく配ることが出来れば、どんどん時間を短縮できる。
- 一人で作業するので気が楽
- 早起きの習慣が身につく
- ツーリング気分でバイクにのれる
- 人と会話せずにすむ
- 体力がつく。やせる!特に団地などで階段を使って配布するエリアを担当すると、ダイエット効果があるそうです。
- お金がたまる。早起きしなければならないため、夜、遊びに行くことが少なくなりお金がたまる。
新聞配達の悪い口コミ、悪い評判
新聞配達のデメリットを調査すると・・・
- 朝早い
- 夜更かしできない
- 天気の悪い日、寒い日、雪の日がつらい
- 急な休みをとることが難しい。特に、急な体調不良の場合、他の人に代わってもらうことが難しい。
- 夕刊は、交通量が多い時間帯に配布しなければならないので、事故をおこさないよう注意が必要で、その点に気を使って配達しなければならない。
- 大学生の楽しみ、サークルにさく時間がない
新聞配達、驚き体験!!
- チップをもらった。しかも「ありがとう」と言われた。仕事だし、当たり前のことをしただけなのに…とてもすがすがしい気持ちになれました。
- 心霊体験をした!!見えないはずのものが見える配達先があり、怖くなってやめてしまった。(早朝といっても、まだ夜が明けない時間。こんな経験をしたら、もう続けられないかも…)
『新聞奨学生制度』とは
『新聞奨学生制度』という制度を知っていますか?この制度は、新聞販売店での業務に従事している在学中の学生を対象に、新聞社が行っている奨学金制度です。朝日新聞が行う朝日奨学会、毎日新聞が行う毎日育英会などがあります。配達業務を中心に、それに付随した業務をこなすことにより、奨学金を得ることができます。一般的な奨学金は、卒業後に返済となりますが、新聞奨学生制度では、新聞配達という労働をすることにより在学中から奨学金を返済することができます。在学中から奨学金を返済することにより、卒業後に返済する必要がなくなります。
住み込み
『新聞奨学生制度』を受ける奨学生には、勤務する販売店の中、またはその周辺に冷暖房完備の個室を用意してくれたり、自分で部屋を借りる場合には、半額を負担してくれるところもあります。都内で一人暮らしをする学生さんの家賃は6万円程度はするようなので、無料で住む所を用意してもらえるのはとても助かりますね。場合によっては、食事補助もあるようです。
就職活動や卒業時のメリット
就職活動時には、新聞社から『就職推薦状』が発行されます。寒い日も、暑い日も、朝早くから毎日頑張った。こんな経験があるからこその推薦状です。就職活動には力強い武器として使えることでしょう。
推薦状の他にも、卒業時には祝賀会や記念品が用意されているところもあります。
まとめ
『新聞配達』のバイトは、一人で気楽にできるバイトを探している人なら、一度経験してみても面白いかもしれませんね。バイトをやめる理由の1位は人間関係と言われています。自分のペースでできる新聞配達なら、長く続けることができるでしょう。
大学生なら、『新聞奨学生制度』を受けることを検討して新聞配達のバイトをはじめようかな?と思っている人もいると思います。『新聞奨学生制度』は、自立した生活を送る事ができ、かつ学業も進められると思います。しかし、学生生活が本業ですので、早朝、夕方の勤務は学業に支障をきたす恐れがあります。体調をこわしてしまっては本末転倒です。無理のないようによく考え受けることをおすすめします。
『新聞配達』に限らず、どんなバイトでもメリット、デメリットはあるものです。自分の生活や性格に合わせて経験してよかった!!と思うバイトをしたいものですね。大学生のうちにいろいろ経験しよう!!