大好きな音楽に携われるライブハウスのアルバイト。音楽好きにはたまらない憧れのバイトですが、仕事内容が思い浮かばない人も多いと思います。 魅力的なライブハウスのバイトについて、どんなやりがいがあるのか、知識は必要なのか、未経験でもできるのかなど詳しく調べてみました。知れば知るほど楽しいライブやイベントのステージを支えるスタッフの仕事内容やメリット・デメリット、時給から志望動機の伝え方までチェックしていきたいと思います。
ライブハウスのバイトの仕事内容は?
ライブハウスのアルバイトの仕事内容は大きくいくつかに分かれています。それぞれ自分の担当する業務を中心に、演奏するアーティストや来てくれるお客さんの最高のライブのひと時を裏方から支えています! そんなライブハウスのバイトの仕事内容を一日の流れを交えてわかりやすくお話ししていきます!
ライブハウスは同じバイトでも色んな業務に分かれる
アルバイトで任される仕事内容の担当は主に3種類。
- お客さんのチケットを確認したり待機列整理やビラ配りを行うホール担当。
- お酒などのドリンクや軽食を作るキッチン担当。
- 音響や照明などの専門スタッフのサポートをするアシスタント。
この他にも終演後の清掃・消毒や、機材の点検、イベントの準備などをスタッフで協力して毎日の楽しいライブとライブハウスをつくり上げています!
ライブハウスのバイトの仕事の一日の流れ
ライブハウスのバイトの一日は担当する仕事内容によっても違いますが、大きく分けて流れは3つ。
- 開場前:イベントのポスターを貼ったりチラシを用意したりする他に、ステージやホールなどお客さんやバンドの出演者が使う場所をきれいに掃除しておくなど、ライブの準備をしていきます!
- ライブ開始:お客さんの受付と案内、チケットの確認やトラブル対応、ライブのステージの手伝いなど。
- 閉店後:ライブの後片づけをします。ホール、ステージ、キッチンなど、お客さんやアーティストが楽しんだ余韻の残るライブハウスを清掃・消毒を行います。
ライブハウスのバイトは、担当するポジションで仕事内容が分かれています。
キッチン担当の場合は準備に軽食用のフードやドリンクの補充があったり、機材担当のアシスタントならステージ裏での機材の設置・整備なども含まれてきます。ライブ中は調理を行ったり、バーカウンターでお酒を作ったり、料理の配膳に行くことも多いようです。 音響や照明の専門の仕事のアシスタントはライブ中に機材の操作が出来ることもあるようです。片付けでは使った機材のメンテナンスに関わったりすることも!
ライブハウスのスタッフそれぞれが任される細かい業務に取り組みながら、ステージで演奏するバンドや楽しんでくれているお客さんと熱いライブをつくっていきます!
ライブハウスの種類でバイト内容も違う
ライブハウスは音楽のジャンルで働くバイトのスタッフの仕事内容も変わるようです。 ライブハウス(ハコ)の規模によっても異なりますが、特に大きい違いがあるのが、
- ロック系:音楽を聞いて楽しむ、ライブがメイン。照明や音響を曲ごとに変えてステージを熱く盛り上げる重要な仕事。一般的なライブハウス会場のイメージですね!
- ジャズ系:音楽と一緒に食事やお酒を楽しむ場所が多くあります。バイトの仕事内容はレストランのウェイターに近い、高級な雰囲気のライブハウスもあるようです。
ライブハウスのアルバイトの時給はどれくらい?
ライブハウスのバイトの時給は良くないところがほとんど。都内でも最低賃金に近い少ない日給月給と言えるライブハウスも多いようです。深夜になると手当がつくので、少し時給が割増でもらえてバイト時間が遅い方がちょっと稼ぎやすくなるのだとか。 時給が安いし大変そうに思えるライブハウスでのバイトですが、仕事が好きだ、長く勤務を続けていきたいと思うスタッフは多いようです。音楽が好きな人にとって、稼ぐ以上に大きなやりがいがあると思えるのがライブハウスのスタッフのバイトなのだそうです!
ライブハウスでバイトするメリット
ライブハウスのアルバイトは時給が安いのにバイト求人募集の人気がある理由、どんなところが良いのか、魅力やメリットを紹介します!
ライブハウスは毎日達成感とやりがいがある!
ライブハウスをスタッフとして陰でサポートしてステージの成功に貢献する。バンドのアーティストやお客さんの熱気を直に感じて一緒に盛り上がって一緒に感動する。ライブハウスの仕事内容を通じて音楽好きとしてのやりがいを日々感じることができるのが一番大きいメリットです!
音楽やライブハウスを通して友達ができる
ライブハウスはライブに出演するアーティストも見に来てくださる音楽ファンのお客さんも一緒に働くスタッフも、音楽好きばかり!音楽を楽しむ事を通じて仲良くなったり、新しい音楽ジャンルを知ることもでき、音楽好きの輪を広げていける良いきっかけが多いのです。
ライブハウスでバイトしてると音楽の知識が身につく
毎日ライブハウスのバイトで働く中で、プロのミュージシャンの音楽に触る機会もかなり増えます。未経験でも業務を一から優しく教えてくれます。新たなバンドを知ったり、演奏技術やステージの音響・照明の機材の知識を学んだり、イベントを企画するブッキングの仕事を間近に見たり、毎日が楽しい発見ができます! 中には、楽器が上手く出来るなら飛び入りで演奏に参加させてくれるところもあるみたいです!
ライブハウスで音楽業界の人と知り合えるかも?!
バイトをして、将来的には音楽業界の仕事に就きたい!ブッキングの仕事を覚えてライブを企画したい!と考える人もいるのでは?ライブハウスのイベントは、出演するバンドのアーティストだけじゃなく、音楽事務所やレコード会社の関係者も来ています。将来の人脈作りにつながるすごいチャンスに出会えるかも!
髪型や服装が自由でライブハウスのバイトは楽しい!
多くのライブハウスはバイト中の髪型や髪色が自由、服装も動きやすければOKでピアスもネイルもしていけちゃうのが嬉しいポイント!仕事内容が好きな音楽に関われることだけでなく、自分らしくバイトが出来るというのもライブハウスのアルバイトのいいところです。
ライブハウスのバイトはここが大変・きつい!
音楽を通じて仲間に出会えたり、楽器や機材の知識が身についたり、魅力の大きいライブハウスのアルバイト。ですが、仕事をしていて大変な事やきついと感じるデメリットも、やっぱりあるものです。
体力がないときつい業務がライブハウスは多い
ライブハウスのバイトは立ちっぱなしで動き回ることがほとんどです。大きな物を運ぶ力仕事があったり、リハーサルから大音量の音楽で耳が疲れてしまったりしてキツいと思う人も多いようです。また、土日の仕事中は大忙しなので休憩時間が細切れになり休みにくいことも。 ライブハウスのアルバイトの募集に挑むときは、体力をしっかりつけて仕事に臨むのがよいかもしれませんね!
ライブハウスは終わる時間が遅くなる
夜の遅い時間になれば時給も増えるけれど、ライブが終わるのが長引いて終電までバイトの仕事が続くという経験をしたスタッフも多いそうです。中には終電を逃して自腹でタクシーで帰ってきついという人も。ライブが終わった後の片づけで遅くなったという他に、ステージの熱気でスタッフ仲間との話が楽しく盛り上がりすぎてしまってもあるそうなので、生活が不規則にならないように気をつけましょう。
トラブル対応がライブハウスのバイトは大変!
バンドのライブに熱気があふれて興奮したお客さん同士のトラブルというのがライブハウスには付き物。お酒を提供しているライブハウスが多いので、特に普通のイベントよりもトラブルは発生しやすいです。また、ステージ上のアーティストの機材や照明音響のトラブルにも対応するので、働くうちに経験を積んでいけますが、慣れないうちは大変だと感じるバイトスタッフが多いようです。
ライブハウスのアルバイトは求人がすごく少ない
ライブハウスのバイト求人への応募は、仕事内容が思い浮かばない他に、あまり求人の案件が出てこないのでみつけるのが難しいことも、手が届かない理由の一つです。 大きなアルバイト求人サイトのほかに、ライブハウスに貼りだされている求人募集のポスターを見てみるのがオススメです! ライブハウスのバイトは一人の人が長く勤務を続けることが多いので、空きができていたら狙い目です。気になる求人には積極的に応募してみましょう!
ライブハウスのバイトで気になるポイント
いざライブハウスのバイトの求人をみつけて応募するときに、仕事内容で気になる質問や不安な疑問をご説明します!
未経験で楽器やライブハウスの専門知識がなくてもできる?
ライブハウスのバイトの中でも受付(ホール)やキッチンなど一般の接客業に近い業務も多くあります。いきなり専門知識が必要な音響(PA)や照明担当を任されることはありません。知識がなくてもできる仕事内容から先輩に教えてもらって少しずつ覚えていきます。なので音楽やライブ機材の知識がない未経験でも大丈夫です!
学校とライブハウスのバイトの両立はできるのか?
夜遅くなるから学校の授業と両立できるか不安、という声もあります。居酒屋など深夜になることの多いアルバイトはけっこう多く、ライブハウスのバイトだから特に学業との兼ね合いが難しい、ということはないようです。逆に、平日は夕方から&週末の土日がバイトのお仕事のメインなのでシフトが学校の授業と重なってしまう心配は少ないので両立しやすいと言えるかもしれません!
ライブハウスでバイトするのはどんな人が向いてる?
まず一番は音楽やライブが好きなこと。音楽や音楽業界に興味があって好きだからこそ時給が安くて体力勝負なライブハウスのバイトとして働いていけるという熱意は重要です。 ただし、アルバイトとして任された業務を責任感を持って勤まることも、お仕事として大切になってきます。
ライブハウスのバイト面接に応募するには
ライブハウスのアルバイトに興味を持ったら、まずは応募してみましょう!
志望動機で自分の熱い気持ちを伝えるには
面接では、まず志望動機として自分の強い気持ちをいかに上手く相手に伝えるかが重要です。 自分が音楽やライブが好きで、ライブハウスのスタッフの仕事にバイトとして貢献したいと思っている熱い思いをしっかり伝えましょう。また、イベントを裏で支える仕事なのを踏まえて、地味な作業を扱うときも一生懸命動けることも望ましいでしょう。自分がバイトを楽しむことだけじゃなく、演奏するアーティストやお客さんが気持ちよくライブハウスを利用できることを一番に考えて働けるかという思いを自分の言葉で落ち着いていえるようにしましょう。
ライブハウスのバイトで採用されるポイント
ライブハウスはロック系・ジャズ系など音楽の系統や規模で求めるバイトの方向性も違ってきます。自分がアルバイトに応募するライブハウスはどんな雰囲気なのかを一度行って見て、自分に合っているかどうかを探っておきましょう。また、未経験者で音楽の詳しい専門の知識はなくてもバイトに応募できるところが多いですが、PAやブッキングなどライブハウスの独特の専門用語をあらかじめ調べて話せると、働く前に調べておくくらい興味がある・熱意があることをアピールできます。
面接のときは、服装自由とはいえ清潔感のある、キレイめの服で挑みましょう!
最後のまとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。今回は音楽に触れて仕事ができるライブハウスのバイトの仕事内容やその魅力をお伝えしました。ライブハウスでスタッフとして働くアルバイトは、経験してよかった、感動をお客さんとアーティストと一緒に作り上げられて毎日がわくわだった、と人気の高いおすすめのアルバイトです。 ゼロから始めるのは勇気がいることですが、素敵な音楽や仲間に出会えるチャンスなので、バイトの求人募集を見つけたらぜひチャレンジしてみてください!