大学に入ったし、お金が欲しい!バイトがしたい!でも、理系学生は多くの必修科目、研究にレポート課題もいっぱい...忙しくってバイトの時間なんてない!と思う学生も多いと思います。
そこで今回、忙しい理系学生におすすめの「研究室・研究補助バイト」について紹介します!
研究室・研究補助バイトとは?
研究室・研究補助バイトは、大学や企業(派遣先)の研究室で助手をしたり、塾の講師になり生徒に実験を教える、事務仕事などがあります。
研究室・研究補助バイトの仕事内容
仕事内容は、配属される研究室によって変わってきます。以下では、代表的な仕事内容を紹介します。
実験の準備・片付け
実験前に使う器具や試薬、水溶液の準備や資料作成、実験後の片付けを行います。
計測作業・データ入力・編集
例えば、日時・天気・温度湿度の記入、コロニーの数を数える、機械が計測した結果をまとめる、機械から取り出したデータを見やすいように編集するなど様々な仕事があります。
授業の準備や課題・レポートなどのチェック
上級生の人に多い仕事です。下の学年の授業のお手伝いや実験のサポート、提出された課題・レポートのチェックを行います。
イベントの準備・手伝い
配属される研究室によって研究室外で仕事をすることもあります。学会の発表や子供向けの実験教室などのイベントに参加し、準備・手伝いを行います。
研究室・研究補助バイトの時給
研究室・研究補助バイトの時給は、大学構内、企業(派遣)、塾などで値段が変わります。
大学構内・・・時給 最低賃金~
大学構内は、最低賃金の場合が多いです。学年や役職によって時給が上がる場合があります。
塾講師・・・1コマ1500~円
塾講師は大学構内に比べて高時給が多いです。しかし、準備時間などは給与に含まれないこともあり結果的に時給が低くなる場合があります。
企業(派遣)・・・最低賃金~2000円台
企業や派遣は、高時給が多いです。専門知識や技術力によって時給が変わります。
研究室・研究補助バイトがおすすめの理由
研究室・研究補助バイトがなぜ理系学生におすすめなのか紹介します。
1.勉強とバイトで一石二鳥
一番のおすすめな理由は、バイトでお金を貰えるうえに勉強もできて時間の節約になることです。違うバイトであれば、バイトと勉強を別々に行わなければいけません。しかし、まだ習ったことがない実験を手伝うことで予習に、下級生の授業の手伝いを行えば復習になります。バイトと勉強が一気にできるので一石二鳥です。
2.高収入のバイトもある
研究室・研究補助には知識力・技術力が必要なバイトもあります。知識力・技術力が必要なバイトは高収入の場合が多いです。
3.シフトが組みやすい
理系学生にとってバイトの時間が取りにくいのが難点ですよね。しかし、大学構内のバイトや塾バイトの場合シフトが1コマ単位の場合が多いです。なので、1限目と3限目は授業で2限目はバイトをするとゆうことが可能になります。さらに仕事先が構内や近場なら移動時間の心配もありません。
4.バイト禁止の場合でもできる可能性がある
配属された研究室によってバイトが禁止している場所もありますよね。しかし、同じ研究室内のバイトであればOKな場所もあるそうです。1度自分の研究室の先生に確認してみるのもいいかもしれません
実際、研究室・研究補助バイトはきつい?メリットとデメリットを紹介!
研究室・研究補助のバイトはきつい...ってよく聞きますよね?実際はどうなんでしょうか?以下にメリットとデメリットをまとめてみました!
研究室・研究補助バイトのメリット・デメリット
メリット
- 先に研究室の先生と仲が良くなり優先的に研究室に配属された
- 学会発表やイベントに参加することにより人前で話すことに慣れる
- 面接のアピールになる
- 先輩や後輩との交流が広がる
デメリット
- 研究室の人と仲良くなれない、バイトを毛嫌いしている人がいる
- 厳しい教授の元で働らくとつらい...
- 勉強が難しい
- 仕事量が多く、サービス残業が多い
メリットは、自分の知識や経験が豊富になるみたいです。デメリットは、人間関係での悩みや仕事量が多いみたいですね...すべての仕事場所がきついわけではなく、仕事場所と内容によって変わるみたいです。仕事環境が気になる方は見学されてもらったり、先輩に聞くのがいいかもしれません。
筆者の体験談
実は筆者も理系大学出身で研究室補助バイトをやっていました。経験したことをまとめたので良かったら参考にしてみてください
筆者がやっていた研究室補助バイトの仕事内容
私の場合は、バイオ系の研究室と教職の研究室2か所で年に数回単発でバイトをしていました。
- 後輩の課題のチェック
- 後輩の実験の補助
- 担当教諭の学会発表の資料作り
- 校外イベントの手伝い
研究室補助バイトをやって良かったこと
良かったことは、学会に出ることで卒論発表会の方法を事前に把握することが出来たことです。また、多くの人と関わる仕事が多かったのでコミュニケーション能力が上がった気がします。あとは、学会やイベントはお弁当屋や飲み物が配布されたので食費が浮いたのが個人的には良かったです(笑)
研究室補助バイトできつかった・つらかったこと
実験のデータまとめや後輩の課題チェックの量が多くてつらかったです。複数の授業を担当している教諭だと毎日毎日多くの課題がきます。しかも1学年分なので数百単位で同じ課題やレポートを数人でチェックするので精神的につらくなりました。
研究室・研究補助の求人の探し方
研究室・研究補助の求人の探し方を紹介します。
大学構内・・・大学構内の掲示板や教諭に直接相談
大学構内の求人は、学校内の掲示板に掲載されることが多いです。ただし、応募人数が少数であったり掲載期間が短かったりするのでこまめに確認したほうが良いです。また、個人で研究室の教諭が探している場合もあるので直接相談してみると仕事があるかもしれません。
塾講師、企業(派遣)・・・ネットの求人サイト、企業のHPの求人
一般的にはネットの求人サイトで探します。企業の場合、大手の求人サイトに掲載していない場合があります。なので、HPに直接アクセスし問い合わせることも可能です。
まとめ・【理系学生におすすめ】研究室・研究補助バイトってどんな仕事?
研究室・研究補助バイトって聞くと実験をやるイメージが思い浮かびますが、実は様々な仕事があります。忙しい理系大学生でもできる数少ないバイトです。正直、中にはつらい仕事もあります。ですが、普段では経験できないこともでき自分の糧になると思いますので興味が少しでもあればぜひ挑戦して大学生活を楽しんでください!!