各分野のオタク?マニア?の集まり・・・
学生自体、レンタルDVDショップでアルバイトをしていました。
カウンターで貸し出し・返却処理を行ったり、返却されてきたDVDを整理したり、新しく納品されたDVDを陳列したりすることが主な業務です。
日中は近所の主婦の方が中心で働いていましたが、深夜帯は私と同じような年齢の人ばかり。学生やフリーターの人が多く、趣味や話も合うので楽しく仕事をしていました。店長・副店長など社員の人も若い人が多く、誰とでも話しやすい雰囲気でした。
店舗自体が私が通っていた大学の近くにあったので、同じ大学に通っている人が多く、休憩時間には課題を教えあったりすることもありました。
17時くらいから入り、休憩1時間を挟んで23時までの勤務がほとんど。
閉店まで勤務する人はもう少し遅くまで店にいるのですが、女性スタッフは夜道が危ないからと、日付が変わる前に帰られるように考慮してくれていました。
時給は基本980円でしたが22時以降は1,000円以上になるので、稼ぎたいと思い、できるだけ夜の勤務を希望していました。
社員割引もあり!映画、アニメ好きにはお得なお仕事
従業員がレンタルするときは、社員割引を使えるようになっていました。旧作・新作など種類によって割引金額は変わるのですが、ものによっては通常の半額ほどで借りられるものも。やはり映画好き、アニメ好きな人がスタッフの中にも多かったので、みなさん遠慮なく活用していました。
私はテレビドラマが好きなので、一昔前のテレビドラマのシリーズを1本ずつ借りたり、家族に頼まれてレンタルして帰ることもありました。
もともとDVDレンタルをよく利用する人にとってはとても都合のよい仕事だと思います。
仕事を始めたばかりの人は、返却されたDVDを点検して陳列棚に戻す「返却業務」がスムーズにできず、映画のジャンルを覚えたりするのに苦労するのですが、おかげで海外作品についても詳しくなれました。
レンタルDVD店のデメリット。世間が休むときがお店の繁忙期。
レンタルDVD店でのアルバイトのデメリットは、世間が休むときが繁忙期だということ。たとえば年末年始やお盆など、家族が集まって家にいる時間が長くなるタイミングが、DVDを借りに来るお客様が増えるときです。
そこに合わせてキャンペーンも実施するので、来客数が倍増します。
そうなってしまうと休みも思うように申請することができず、特に主婦の方などがどうしても出勤できない分、学生アルバイトが駆り出されるので、働き詰めでした。
たとえば大晦日もお店は休みにならないので、勤務しながら年越しを迎えたことありました。
ただそういったときは時給も1.5倍になるので、「稼ぎ時!」と覚悟を決めて出勤していました。
レンタルDVD店でのアルバイトでよかった点は?
私を含め、アルバイト全体の半数が学生だったので、そういった事情を考慮してくれました。たとえば学校での実習があるとき、就職活動で休まなければいけないときなど、休みを申請しやすい環境ではありました。
レンタルDVDショップはどこの店舗でも学生アルバイトが多いので、同じように学校の事情を考慮してくれるところは多いと思います。
立ち仕事でありますが、慌ただしく走り回るような業務内容ではないので、体力的にはそこまできつく感じることもなかったです。
これは店舗によっても違うと思いますが、身だしなみもそこまで厳しくはなかったので、働きやすい環境で2年ほど続けました。